中山美穂が「子供を捨てた」と言われている件 | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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サンドラ・フェリンさんの書いた、「中山美穂が『子供を捨てた』と言われている件」という記事を読みました。

フランスのパリに10年住んでいた中山美穂がこのたび離婚をし帰国した件で、表題のような雑誌の見出しがあった・・・という書き出しで始まるサンドラさんの記事。

「ハーグ条約」についてとても大事なことを書かれています。

一部転載しますと、

ハーグ条約は何も「国際結婚カップル」にだけ適用される条約ではないのです。「日本人同士の夫婦」にも適用されます。

「日本人同士の夫婦」が海外に住んで、子供が海外で育ち、その後、親が「離婚」となった場合も、「ハーグ条約」が適用されるわけですから、従来の「離婚したら子供と一緒に日本に帰る」という発想を他人に強要するのはやめたほうが良いと思います。


そして、ハーグ条約のこの側面について説明するいい機会なのに、日本のマスコミはそれについては触れていないことを残念に思う・・・とも。

外務省の一般向けパンフレットにも、「ハーグ条約では、父親、母親及び子の国籍は関係ありません。子が国境を越えた形で不法に連れ去られていれば、日本人同士であっても適用される可能性があります」という記載があるとこちらのサイトでは指摘されています。

「ハーグ条約」は、国際結婚に限らず、海外で暮らすカップルにとっても重要な法律なのですね。