同性婚に関する最高裁での審理が終了 | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

2日間にわたる、連邦政府最高裁判所での同性婚についての審理が終わりました。

こちらの記事を読むと、既に同性婚を認めている州で結婚した同性カップルに対して、連邦政府レベルで異性の既婚カップルであれば当然受けられる待遇(例えば税控除など)を否定したDefense of Marriage Act(DOMA)という法律は「違憲である」という見方が強かったようです。

要は「(同性婚についての判断は)州に権限を与えたはずの事項なのに、連邦政府レベルで州ごとの決定について認識しないのはおかしい」ということです。

もうすぐ確定申告の締め切りが来るこの時期、例えば既婚の同性カップルは、州に収める税金に関しては「既婚カップルとして二人で一緒に申告」ができるのに、連邦政府への税金はそれができず、それぞれに「独身として単独で申告」しなければならないなど、ややこしい事態に陥っている人たちも大勢いると思われます。

実際の判決は6月末までに行われるとのことで、まだ決定ではないものの、同性婚支持者にとっては「大勝利」とは言わないまでも、着実によい方向に物事が進んでいると言ってよいでしょう。