先週の金曜日は子どもたちのサマーキャンプの最後の日でした。
解散場所となっている公園に行き、子どもたちがまだ遊びたがっていたのでそれを待ちつつ、キャンプの先生たちと雑談をしていたところ、中国系アメリカ人と思われるお母さんが子どもを迎えにやってきました。
最近よく朝や夕方の送迎で同じような時間帯になることがあるため、顔見知りになっていた人です。
抱っこ紐で小さい男の子を連れていて、キャンプに参加しているのはもうすぐ5歳になるお兄ちゃんという家族構成。
彼女がお兄ちゃんの名前を読んでてきぱきと「帰るわよ!」と指示をしているのを見るともなしに見ていたら、キャンプの先生が「実は彼女のだんなさん、一ヶ月ほど前に急になくなってしまったの」と言い出しました。
よく話を聞いてみると、一ヶ月ほど前に、金曜日の公園でのお迎え場所に、みんなで食べようとピザを持ってきたお父さんのことだったのです。
私もちょうどその場に居合わせ、子どもたちが喜んでピザをもらうのを見ていました。
その後ちょうど仕事帰りの私の夫もやってきたのですが、彼らの上のお子さんとちょうど次男が同じくらいの年ということもあり、子どもたちを遊ばせながら、なにやら親しげに話をしており、「子どもたち思いの優しいパパ」という印象が残っていました。
詳しいことはわかりませんが、普通に寝に行って翌朝目が覚めなかった・・・というような感じでした。
まだ幼い二人の男の子を抱えて突然シングルマザーになってしまった彼女。
どんな葛藤を抱えながら毎日を生きているのだろうか、と思ったら、いたたまれなくなりました。
数ヵ月後、サンディエゴに帰ってきてうまく元の学校に戻ることができたら、何かきっかけを見つけて、彼女のサポート・ネットワークに加われたらいいのですが・・・