私は二人の子供たちをアメリカで出産しました。
子育てをしていく中で、いろいろなところから「子どもの成長に関する調査に協力してください」ということを聞く機会がありました。
サンディエゴにはカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)という大学がありますが、ここの自閉症の子どもの研究をしている機関のリサーチに協力したことがあります。数年にわたって成長の過程を調査するもので、長男が参加したのをきっかけに、次男も参加しました。
こういった調査に参加すると、調査する側は「データがとれる」というメリットがあります。そして、参加する側のメリットは、何かあったときにすぐに教えてもらえることです。
たとえば、長男はこの調査により発話の遅れを指摘され、18ヶ月の時からスピーチセラピーに通っています。
その当時は、我が家はバイリンガル環境ということもあり(また男の子ということもあり)、特に親としても心配というほどではなかったのですが、サンディエゴ郡が提供する無料のサービスを受けられることになり、週に1度始めてみました。
3歳になってからは教育委員会の管轄となり、近くの小学校で行われるプログラムに参加してきました。
そこの先生がとても上手にセッションをすすめるようで、毎週楽しみにしています。先月は一ヶ月間お休みだったのですが、おととい一ヶ月ぶりに「今日はスピーチセラピーがあるよ」といったら狂喜していました。
本人にとってはかなり楽しい習い事のような感覚みたいですね。3歳からのプログラムでは少人数のグループで行い、休憩時間のスナックや外に出て植物を観察する時間などもあるようです。
何にしても、これだけ喜んでもらえると連れて行くかいがあるというものです。
前置きが長くなりましたが、今回、アメリカで最大規模の子どもの成長に関する調査が行われるそうです。サンディエゴは参加都市のひとつになっているとのこと。
調査に協力することには上記のようなメリットがありますので、もし機会があればぜひご検討ください。
詳細はこちらです。
America's Largest and Most Ambitious Study of Children's Health and Development Comes to San Diego County
The National Children's Study is the largest long-term study of children's health and develpment ever done in the United States and will include 100,000 children across the United States from before birth to age 21. The Study will look at hor children's health is affected by a number of factors, including their family health history and the places where they live, learn and plan. In San Diego County, 1,000 children will be enrolled in the study over the next four years.
San Diego County is one of the 105 locations around the county that has been selected to participate in the Study. You can help future generations of children by talking to a National Children's Study representative when they come to your door. We'd like to speak with adults in each household and ask a few questions; households will receive a $5 gift card for participating. Look for staff wearing National Children's Study shirts and badges!
For more information about The National Children's Study please visit SanDiego.NationalChildrensStudy.gov or call (877) 706-2773.