車を運転中は、図書館で借りたオーディオ・ブックかNPRという公共放送のラジオをよく聞いています。
きのうNPRを聞いていたところ、「ソーシャル・メディアの普及で破綻する結婚が増えてきた」という興味深いニュースをやっていました。
ソーシャル・メディア、つまりツイッターやフェイスブックなどで昔の恋人と再会したり、新たに人と出会ったりするチャンスが増えてきたこと、またそうやって「友達」になった人と親しくなる速度は、オンライン上のつきあいの方が、実際にデートを重ねて親しくなる速度よりも速い・・・ということなのです。
ある男性は、妻が自分の同僚と親しくテキストメッセージを送りあっていることに気づき、問いただした時には時既に遅し・・・離婚という結末になってしまったそうです。
ニュースのレポーターは、マリッジ・カウンセラーの
"Texting doesn't break up marriage. People do"
という言葉を紹介していました。
ご存知の方もいると思いますが、これは銃を管理する法律についての議論でよく引き合いに出される
"Guns don't kill people, People kill people" (銃が人を殺すのではない。人が人を殺すのだ)
をもじったフレーズですね。
結婚生活とソーシャル・メディアという点でいえば、私はカウンセラーの言葉に一理あるなと思っています。
ソーシャル・メディアは、浮気をしてもよいと思ってしまう要素のある結婚生活には、その機会を提供はしているけれども、ソーシャル・メディア自体がそういった満たされない結婚生活の原因というわけではないのでは・・・と思います。
ただ、現実生活で、浮気目的で異性に声をかけたりする勇気がない人でも、Facebookでなら親しくメッセージをやりとりできてしまう・・という面はあるのかもしれませんね。
皆さんはどう思いますか?