銀!あうわぁ~~!! | ゆるりん坊主のつぶやき―塩田妙玄

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猫は一日中、寝てるんじゃなくて
瞑想しているそう・・・・・
極意を伝授して欲しい・・・・・

 

虹虹キラキラ銀、亡くなりました。キラキラ虹虹

 

 

19年3月。

地面に血型を残して、足を引きずって歩く

ガリガリに痩せた1匹の猫。

 

始めは「あれ?ガムを踏んで歩きにくいのかな?」と、

思うも。。。。。。

 

 

思いのほか、大人しく触らせてくれた その子の

肉球は悲惨な状態で・・・・。

 

 

 

肉球の癌なんだろうな・・・・と、素人でも

わかるくらいな痛々しさで。

 

 

「これって・・・治るの???」っと思いつつ

病院に行くと「悪性肉芽腫」という診断で、

手術しても、長い時間がかかるし、

常に体重がかかるところなので再発するかも。

 

 

しっぽも一部腐っていて、千切れそうで、

 

 

エサヤリさんがいたので聞くと

「子猫からいたから8歳くらい」という。

 

 

「え!?18歳の間違いじゃないの???」

と思うくらい、背中は曲がり、ガリガリよぼよぼ。

あげくに全身シラミまみれで、肉球だけでなく、

体のあちこちに潰瘍があって、ところどころが破裂して、

膿だらけで、もんのすごい匂い。

 

 

激臭のせいか、他の猫からもいじめられ、

餌場を追い出されていたそうで。。。。

 

 

よく生きてたなぁ。

とにかく肉球の手術をお願いするも、

まずはシラミを落とさないと入院できない。

 

 

シラミは1回では落ちないので、銀の体力を

考えながら薬浴と周囲の消毒を繰り返し、

(施設に蔓延したらえらいこっちゃ~!!)

 

東京の外科病院で1か月入院。

 

 

2度の手術は成功し、

 

 

食欲も旺盛で、

なんと!銀ちゃん生還!!!

 

 

 

「おれはやったぜ!!!!!!!」

 

 

 

その後、ピカピカキラキラキラキラムチムチキラキラキラキラな立派な猫に

戻った銀。ものすご~く性格のいい子で、

ケンカを買わない温厚さ。

とにかく食欲が旺盛で、虫という虫、トカゲ、

カエル、カニ、へびにモグラ、

施設に入り込んでくる

生き物を何でも食べる悪食さ。

 

 

銀が起こした「令和最大の衝撃事件」や

カニやカマキリとの攻防・・・・など、

話題に事欠かなかった銀。

 

 

どうぞ過去のブログで探してみてくださいね。

 

 

銀に何かオヤツをあげようとすると、

「あうわぁ~~!!」

 

「あうわぁ~~!!」

 

って、大声を出すから

 

いつもわらわら・わらわらと

他の猫が集まってきちゃって。。。。

 

 

 

保護したときからすでに悪かった腎臓が

もう機能していません。

腎不全からの貧血も酷い状態だったので、

もう点滴もしないことを決断し、

 

 

 

ドームベットに入り込んだままの銀。

 

 

 

 

昏睡していたので、外に出して

 

 

良かった。このまま逝ける。

 

苦しそうではありませんでしたが、

食べなくなってから辛そうで、ダルそうだった銀。

ようやく昏睡に入りました。

 

 

ああ。。。。。

肉球の肉芽腫が再発しなかったのは、

奇跡的なのになぁ・・・

 

 

綺麗な肉球にまま逝きたかったんだね。

 

 

「銀、いい子だったなぁ。本当に良い猫だった。

 ここは楽しかったか?」

愛さんがいつもの言葉をかけます。

 

どんなにお世話をしても、

「施設は楽しかったかなぁ・・・」と

思うものです。

 

 

 

みなさんが、おうちの子を

どんなに愛しても

どんなに大事にしても

「うちに来て幸せだったかぁ・・」

と、思ってしまうのと同じですね。

 

 

で・・・きっと、

このブログ読者さん全員が

「施設は楽しかったですよーーー!!!」

 

って、言っていれてるのが

聞こえるようです。

 

 

だから・・・

あなたが銀にそう思ってくれるように、

 

あなたのおうちの子も

幸せでしたよ。

 

 

ちょうど、ばぶが残したお花があったので、

愛さんがてんこ盛りに・・・・

 

 

顔見えんやん。

 

 

あちこちの水を飲み歩く

エイズ親善大使。

 

 

残念ながら、そのお役目は

誰にも親善できなかったけど。

 

 

銀ちゃん

 

あうわぁ~~!!

 

 

またね。

 

 

銀にありがとうございました。

 

 

合掌       妙玄