センターから引き出した大ばぁ。
当初は、触るのも躊躇するくらい身体中が、ベットベト。
コールタールを練り込んだみたい・・・・・
骨盤骨折の予後が悪く、ほとんど歩けない状態で、
立ち上がっても転がってしまっていました。
高齢で全盲で下半身がフラフラで、毛がべとべとで、痴呆気味。
で、
噛みつく(全盲の子は怖いから仕方ないの)
こんな状態で施設に来たのですが、さらに困ったのは
雄叫び
それも大絶叫で鳴き止まず
「ばぁさんがうるさくて、眠れないにゃぁ・・・。
どうにかしないなら、また家出するにゃ・・・・・」とアサリ
「うちの嫁が、なんかすまん・・・・・」by 炭次
家出もなにも・・・・本来あなたはTNRの人なんだけど・・・。
といいつつ、施設中の猫たちも人も、おおばぁの大絶叫で
フラフラになり、
苦肉の策で、うーちゃんがいた小屋を大改造して
(エアコン・灯油ストーブ・ホットカーペットなど完備)
どこにでも、おしっこしちゃうので、ペットシーツを敷き詰めて
工夫を凝らし、
叫びたいのだから、思い切り叫びたまえ!!!!
という環境を作り
自分の小屋で思う存分叫んで
外で日向ぼっこしたり、
しょっちゅう、愛さんが仕事しながら膝にのせてくれたり
していた大ばぁ。
茶トラの同じ全盲シニア・痴呆気味のひかりと日向ぼっこ
最近は筋力も少しついて、1歩1歩ながら歩けるように
驚くことに、日向ぼっこに飽きると、なんと!自分で室内に
戻って来られるように!!!!
何歳になっても、痴呆気味でも、全盲でも、
諦めないで、閉じ込めないで、リハビリをしていけば、
こうして、自分でいろいろ考えて行動できるようになるのです。
この日も、大好きなお父さんを見つけて、自分からソファに
登って、お膝に到着 すごいね すごいね
それなのに、年寄りがたどり着いたのに、ガンとして
どかないキイロ。猫だよね・・・・苦笑。
以前は人が触ったり、他の猫がぶつかると、噛みついて
いたのに、最近はまったくそういうこともなくなり、
雄叫びもめっきりなくなり、
すっかりと大人しいばぁちゃんに大変身
きっと体調が良くなって、歩けるようになって、
本人も安心したんですね。
こんな状態でも、生活の質をあげることができるのです
モーリーママが定期的にくださるペットシーツ大・大活躍なり~
「あたしゃ、前世はシャワーだからね。
ジャァージャァーいくよ」と、張り切って
ジャァージャァーする大ばぁ。
お願い・・・・張り切らないで・・・
なんと!ソファがお気に入りで、自分で登って寝ていたりしています
一人ぼっちの離れより、断然みんなと一緒で、
しょっちゅうかまってもらえる母屋の室内は、
断然居心地がいいよね
おしっこジャァージャァーはしかたないけど、
(腎不全だしね)
もっと見てあげられる母屋に来られて良かった
みなさんからいただいた美味しいものを食べて
お腹もいっぱい
自分が選んだ場所で、気持ち良さそう
いつも大ばぁに美味しいものをありがとうございます。
おおばぁ。
いい夢を見てね
みなさんのおうちの子も
今日も、良い夢をみれますように