ジーニョ、昨年夏に保護したやせっぽちの幼猫。
お腹が空いていたようで、捕獲機をかけると飛び込むように。
すぐに施設で里親さんを募集したのですが、
一度トライアルが決まるも、先方の事情でトライアルに行く前に
話が決まらず。。。。
それからも、里親さんが決まらず、施設で自由にしていたジーニョ。
「散策が終わったらおやつもらって、
あご兄ちゃんと遊ぶにゃ」
「じーちゃんは、ずっとずっと・・・・」
「ここにいるにゃ仲良しのお兄ちゃんもたくさんいるし、
ここはジーニョのおうちにゃ」
施設に置いてあげたかったジーニョ
ですが、マリアさんの
「妙玄さん、若くて病気のない子は出さないとダメよ!
私が預かって里親さん探すから!」
と、本当にありがたいお申し出をしてくださり・・・・・
愛さんと迷いに迷ったのですが、
マリアさんの言う通りです。
出さなきゃ!
愛さんと二人体制の当施設は、たくさんの子を抱えることができません。
1つでも不幸な子のための席を空けてあげないと・・・。
そして、若い子は・・・・
宝物にしてくれる方のもとに出さないと・・!!
猫譲渡のベテランのマリアさんが、声をかけてくれたのですから。
こんなにありがたいことはありません。
出さなきゃ・・・・・。
東京のマリアさん宅に出発のとき。
(オレンジつなぎは、4年ぶりに来てくれた北のドラえもん!
このことは後ほど)
愛さん(=みんなのお父さん。施設代表)が、泣いて泣いて、
「ごめんな。ごめんな。ジーニョ!ここに置いてあげたいけど、
若い子は置いてあげられないんだ・・・。ごめんな。ごめんな」
何度もジーニョのケージを開けるから、
(ちょっ!ちょっ!電車間に合わないやんけ!)と、
キムタクみたいになる私。
マリアさん宅まで7時間。
電車の中で、かわいそうなくらい縮まるジーニョ。
きっと、
「寝て起きたら、また施設にゃ!」
そんな風に思っているかな・・・・・。
病院と違うんだぁ・・・・・。
マリアさん宅に到着。
マリアさんに抱かれるジーニョ。
マリアさんに、ガッツリ逃げないよう握られています。
「数日は4段ケージねぇ。慣れたらフリーにするからねぇ」
と、マリアさん。
固まるジーニョ。
ごめんね、ごめんね・・・・・
あやまりつつ、急いで母の介護に向かう
どうしてるかな。
どうしてるかな。
ご飯は食べているし、おしっこもできてると報告を受け、
少しだけ安心・・・・。
それでも、慣れたかな?怖がってないかな?どうしてるかな。
と、愛さんと話していると・・・・・。
また数日して・・・・
「昨日からフリーにしたわよ~。ちゃんとなぜさせるし、
なぜるとくねくねするわよ~」とマリアさん。
さすが!マリアさん!!!
どうぞ!どうぞ!よろしくお願いいたします
マリアさん宅は、東京です。
ジーニョの里親さん募集しています。
希望してくださる方は、マリアさん宅でお見合いしていただけます!
ホームページ「妙庵」からメールくださいね
お一人暮らしでない方
ジーニョは猫が大好きなので、先住猫さんがいる方
若くてアクティブなので、ある程度広いスペースがあり
おうちの中をフリーにしてくださる方
当施設の子の里親さんになってくださった方には、
イベントの際、優先的にお席をご用意したり、いろいろ配慮させていただいています
どうぞよろしくお願い致します。
マリアさん宅から、里子に行ったキシロ。
パパさんに抱っこされています
(パパさん、ちゅーしようとしてくれています
写真のお顔切っちゃったから、わかりづらくてごめんなさい。)
嬉しい!嬉しいよぉ~~~~~
可愛がられて・・・・嬉しい
うわぁ~~~~~~ん
若い子を手放せば・・・・・
年老いた子は施設で天寿を全うします。
↓↓ 当施設の「おばぁちゃん猫」のリブログ記事です。