Aちゃんとの奇跡 | ゆるりん坊主のつぶやき―塩田妙玄

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猫は一日中、寝てるんじゃなくて
瞑想しているそう・・・・・
極意を伝授して欲しい・・・・・

Aちゃんとの奇跡のお話し

 

私の友人のAちゃんが起こしてくれた奇跡のことをずっ~と、
ご紹介したかったのですが、果てさて、どのような形でご紹介したらいいものやら・・・と、思案していました。


お互いのプライベートなこともありますもので、詳細には触れませんが、素敵な奇跡体験をシェアしますね。

 

私が愛さんの施設をお手伝いすることになったのは、
今から5年半くらい前。

当時は、猫も犬もわっさわさいて、
愛さんもとても体調が悪く、入退院を繰り返しているときでした。

近くにはホームレスさんもいて、なんだかしょっちゅう
トラブル
がありました。

(ま・・・今もほとんどのトラブルはホームレスさんからみ
だけどね・・・

 

私は、犬猫のボラも始めてで、ホームレスさんと対面するのも始めて。

ボラを始めたはいいけど、毎日いくつもの事件が起こる施設に翻弄され、どうしたらいいのか、思い悩む日々でした。

 
そんなとき、いつも話しや愚痴を聞いてくれたのが、
Aちゃんでした。

いつも、いっぱいいっぱいで、自分の話しばかりする私。

そんな私の話しを、いつまでも聞いてくれたAちゃんがいたからこそ、私はここまで愛さんの施設をお手伝いすることができました。 

いつも事件続きの施設ですが、そんなドタバタの施設に真っ先に来てくれたのも、Aちゃんです。


寄付ももらわずに、自分の収入だけで、数百の犬猫の保護を続けてきた愛さんですが、Aちゃんは私を通して、自分が働いた収入で、たくさんのフードを送ってくれました。

そうです。愛さんの施設にギフトを届けてくれたのは、
Aちゃんが始めてでした。

その後も、Aちゃんの愛のギフトは続きます。

 

「今回はOOOの収入があったからさ~

「今回は、OOのイベントの分だよ~

 

愛さんも私も、現実的に助けられる+何より勇気をもらいました。

 

「応援してくれる人がいるんだ!」と。

 

Aちゃんは、猫たちのフードだけでなく、私たちに励ましと勇気、優しさをくれたのです。

それから、数年の月日が流れるのですが、
私は相変わらずの施設通い。

その間も、施設での辛さやキツサの愚痴をいつも聞いてくれ、
一緒に考えてくれたのもAちゃんです。


そんなAちゃんがいなかったら、私は施設を続けることが、きっとできませんでした。

「いつも、聞いてもらってありがとう。いつも話してばかりでごめんね」

そう私が言うと、Aちゃんは「さっちゃん(私の本名)と話しているといつもディープな話になるよねぇ~」そんな風に言ってくれます。

 

実は今回、施設移転のためにものすごく尽力してくれるのは
Aちゃんご夫妻
です。

長年の愛さんの苦労を見て、私の生活を見て、たくさんの捨てられる犬猫の現状を見て、Aちゃんご夫妻が移転のための背中を押してくれました。

20数年やってきた、施設の移動です。
移転先でシェルターや猫小屋など、さまざまな設備なども
作る必要があり、ものすごく大変なことなのです


 

最近はたくさんの方も参加してくださり、フードをいただき、愛さんの体や気持ちもかなり楽になったのですが、それでも高齢の愛さんの収入のみでやっている施設は、毎月自転車操業です。

 

近所のホームレスさんがあちこちで悲惨な猫を見つけてしまい、どうしようもなくて施設に持ち込む。また、人(ホームレスさん)がいるから、一般の人が犬や猫を捨てにくる。

その捨てられた犬猫は、またホームレスさんがどうしようもなくて、施設に持ってくる。

施設ではなぜか、こんな負のサイクルができあがっているのです。


もうもうもう、ホームレスさんがいないところに行かないと、
どうにも猫が増え続けてしまいます。


今、お世話している猫の数は約60~70。
うさぎ3羽。キジバト2羽。

もう愛さんより長生きしそうな、里親にいけなさそうな子猫も出てきています。(オイリーちゃんとか・・・・

 

困り果てていたそんなときに、真っ先に手を差し伸べてくれたのがAちゃん夫妻です。Aちゃん夫妻の尽力がなければ、移転なんて夢のまた夢でした。

まるで千手観音のように、愛さんが多くの動物たちを救済してきた手は、今度は自分を救済する手になって返ってきたのです。

 

子猫・捨て猫たちにとって、魔法使いの手だった愛さんには、また別の魔法使いがやってきたのです。

 

そして、なんと魔法使いは一人ではなかったのです。

私のブログを読んでくれているたくさんの魔法使いの軍団が、あるときはフードを届け、あるときは移転先の家具を届け、またあるときは灯油を届けてくれて・・・さまざまな支援の杖を振ってくれるのです。

 

なんということでしょう


私は「自分が受け取るものは、自分が人に与えたもののみ」という言葉が一番好きです。

もちろん、悪いもの(言葉)を人に与えたら、自分もまたそれを誰かから受け取る。ということですが・・・。

 

Aちゃん夫妻のもとにも、きっと別な魔法使いがいくんだろうな。

そして、みなさんのもとに行く、魔法使いも・・・

 

毎月自転車操業の施設とはいえ、民族大移動の施設の移転。

差し伸べてくださる手はつかませていただくのですが、

その諸費用もたいへんなもの。

私たちも、なんとかいろいろ捻出しなければなりません。

ブログではその費用捻出の悶絶風景や、こぼし話しも、

フンギィーーーーー!となることも、たまに登場しますが、

それも、このような個人施設の実態なので、たまには書いていこうと思います。

これから、第2第3の愛さん候補の方たちの参考のために・・・・。

 

保護活動をされている方は、みなさん、資金難や大変なことが多いと思います。

でもでも、こんな素敵な魔法も奇跡も起こるのです。

あなたのもとにだって、魔法使いの手は差し出されます。

だって、それはかつて、あなたが誰かに差し出した手なのだから。

 

夢のような尽力をしてくださる、Aちゃんご夫妻
ここに心からの感謝を申し上げます。

さらに、
T子先生!!やたくさんの魔法使い軍団さまたちにも、心からの感謝を申し上げます。

プライベートなこともあるので、詳細や魔法使いさん方のお名前等々は一切ふせさせていただきます。

 

この素敵な体験がどうか、みなさんにつながりますように。


移転先では見学もしていただけるでしょう。
お楽しみがたくさんですよ


カンパもいろいろいただき、ありがとうございます


すごく助かります!ありがたく、お受け取りさせていただきます

 みなさまのお力もお借りして、

無事移転!!応援してくださいね~