今日のスペシャル見ました。
「鬼平犯科帳」って、私が子供のころからやっていたと思うのですが、当時は見ててもぜんぜん面白くありませんでした。
中村吉右衛門も、「なんだこのおっさんは。」みたいな。(笑)
でも、この歳になって多少なりとも世の中の酸いも甘いも噛み分けるようになってくると、だんだん「鬼平」のよさがわかってくるようになりました(←おっさんか?)
鬼平に出てくるのは盗人など、いわゆる悪人なのですが、根っからの悪ではなく、みなそれぞれに止むにやまれぬ理由があって罪を犯している。
そこに至るまでの葛藤というか情状というか・・・。
言葉にはできないのですが、「その環境に置かれたら自分もそうするかもしれない」という、「ああ、それそうだよね。わかるよ。」といったあたりが(←どんなあたりが)「鬼平犯科帳」という時代劇に引きつけられる理由だと思います。
この魅力は、子供には理解できないね。
そして「鬼の平蔵」演じる、中村吉右衛門。
この人、すごいです。
人間としての厚みというか、圧倒的な存在感というか。
清濁併せ呑む、まさに「鬼手仏心」をそのまま体現している役者。
見終わって、決して「面白さ」も「すっきり感」もなくて、どちらかというと、重い塊が胃にたまるような時代劇(←どんな時代劇?)なのですが、人間の持つ業や心の綾、悲しみを良く表現したとても深い作品です。
「鬼平」好きのあなた。あなたも脛に傷もってますね。(笑)
「鬼平犯科帳」って、私が子供のころからやっていたと思うのですが、当時は見ててもぜんぜん面白くありませんでした。
中村吉右衛門も、「なんだこのおっさんは。」みたいな。(笑)
でも、この歳になって多少なりとも世の中の酸いも甘いも噛み分けるようになってくると、だんだん「鬼平」のよさがわかってくるようになりました(←おっさんか?)
鬼平に出てくるのは盗人など、いわゆる悪人なのですが、根っからの悪ではなく、みなそれぞれに止むにやまれぬ理由があって罪を犯している。
そこに至るまでの葛藤というか情状というか・・・。
言葉にはできないのですが、「その環境に置かれたら自分もそうするかもしれない」という、「ああ、それそうだよね。わかるよ。」といったあたりが(←どんなあたりが)「鬼平犯科帳」という時代劇に引きつけられる理由だと思います。
この魅力は、子供には理解できないね。
そして「鬼の平蔵」演じる、中村吉右衛門。
この人、すごいです。
人間としての厚みというか、圧倒的な存在感というか。
清濁併せ呑む、まさに「鬼手仏心」をそのまま体現している役者。
見終わって、決して「面白さ」も「すっきり感」もなくて、どちらかというと、重い塊が胃にたまるような時代劇(←どんな時代劇?)なのですが、人間の持つ業や心の綾、悲しみを良く表現したとても深い作品です。
「鬼平」好きのあなた。あなたも脛に傷もってますね。(笑)