やっと今日がやって来ました。
今年の3月ころに予約して9月に初診。検査、診察を11回続け12回目の今日、やっと診断です。
まるで日本の裁判制度(習慣)みたいですね。
結果も思っていたのと別の方向で、限りなく黒に近いグレーってとこでしょうか。
診断は「ADHD」や「ADD」ではなく、「強いて言えば「自閉症的特性が認められるのでアスペルガー障害と診断すべきであろう」でした。
どうも、私の不注意や健忘ぎみや、勘違いやもろもろの症状は注意を集中できずにくる問題ではなく、「不安」からくる一度に多くの情報を取り込もうとして処理できなくなってしまったときに発生するものだろうという説でした。
衝動性はあるが他動性はない。だから安易に「ADD」?なんて思っていたのですが、症状の改善は寝ている脳を起こすのではなく、「不安感」を取り除く薬としてデプロメール(セロトニン再取り込み阻害剤)が処方されました。
この種の薬は私が鬱になったときに結構助かった薬であり、なんとなくいつも手元にあってくれるといいなって思っていたものです。
自閉症スペクトラムと言われれば、今までの人生のなかで思いあたる節もあるし、脳の構造がその傾向があると言われているし、
お酒を飲んだほうが脳がさえるとかダンスがうまくなるとか思っているのは、アルコールが「不安感」を和らげていたからなのかも知れない。
この薬がアルコールに変わってくれれば良いのですが、半ば、アルコール依存症ぎみになっている身が、薬の服用のために我慢しなければならないのが不安。