発達障害検査その9 | 着ぐるみパフォーマーまいまい ~マイムと着ぐるみとありがとう

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2010年11月改題しました(旧題:つかめ天職めざせ着ぐるみパフォーマー(2007年3月脱サラ後~2010年10月)

昨日は脳の血流検査の結果、今日は脳波検査の結果と甲状腺機能の結果解析、説明を受けました。


結果は「発達の問題がある傾向にある」というきわめてグレーゾーンの所見のようです。


口頭で説明されて自分も完全に理解し切れていないのですが、特徴的なのが、海馬、扁桃体にあたる部分が標準よりも血流が強い。すなわち過活動気味だというのです。これは活動を抑える機能が働いてないためではないか、とのこと。

(というとADDとは逆の意味での異常のような・・・)


仮に薬を使う必要があるとしたら、寝ている状態を起す薬ではなく、不安感を除く薬が必要ではとのこと。(まだ最終診断が出ていないのでたとえばの話)


そして脳波検査は異常な波形を示していました。

標準な状態は目を開けているときはベーター波が出ていて、目を閉じるとアルファ波に変わり脳の活動が弱まる方向にあるのに、私の場合はずっとベーター波のままなのです。目をつぶって安静状態にしても脳が相変わらず活動し続けたままなのです。休むことがないようなのです。


そして光を当てると標準以上に反応し波形が大きく動きます。

これは発達障害の特徴らしいです。

それはストレスや外界からの刺激に敏感に反応し、それが長く維持される傾向があるようです。


甲状腺機能も数値は正常値内ですが下限に近く、甲状腺機能にブレーキをかける機能の値が正常値の倍の値で、これから判断するとそのブレーキをかける機能が働き過ぎて甲状腺機能の値が正常値内としても下限に近いのだろうと。

ということで総評は黒でも白でもなくグレーということだそうです。


ちなみに甲状腺機能の値が高いと「躁」状態。低いと「鬱」状態に一般的になるそうです。


私が鬱状態になりやすいことに納得しました。


いずれにせよ、私の脳は一部の活動が弱いのではなく、脳の一部が過活動になっていることが問題なようです。


その原因はブレーキをかける機能に問題がある。


不注意による問題行動は脳が眠っているのではなく、あわただしく動きすぎて情報を処理できなくなっているのが原因のようです。


たとえば振り覚えが悪いのは脳が眠っているのではなく、覚えなければいけないという不安感が影響していて、落ち着けばある程度改善される問題だそうです。

しかしそれができないので薬を使って改善することもあるそうです。


そう言われてみるとお酒を飲んだほうが踊りがうまくなるとか、会話が流暢になるとか、気転がきくとか、アルコールが脳の機能を麻痺させることによって、逆に正常に近くなると考えると、今までの自分の変わった行動パターンに説明がつく。


何回頭に言い聞かせても、マイムでもダンスでも、「止まる」ところが見せられない行動パターンも説明がつくような気がする。


とにかくビデオを見ると私の動きはコマ落としの映画のように落ち着きがないのです。


さて、明日は脳のMRI検査の結果説明です。


これは具体的に脳のどの部分が発達しているのか、発達が遅れているのか、具体的な大きさで判断するものです。


これにも大きなバラツキがあれば、発達障害があるということになります。


これは正常の所見じゃないかなと思いますが・・・。


なんか、他人事のように楽しみです。