ハンプトンコートパレスフラワーショー | フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

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イギリス留学を経て2002年より、在英。暮らしてみて見えてきた私のイギリス、そして、そこから見えてきた私のニッポン。目に留まったこと、ココロに触れたこと、綴ってみます。よろしかったら、JOIN ME!(記事、写真等の転載はご遠慮下さい)

お久しぶりです。

アップが遅くなってしましましたが、先週末ハンプトンコートフラワーショーに行ってきました。

チェルシーフラワーショーに次いで英国で2番目に大きなフラワーショーです。チェルシーフラワーショーはロンドン中心部で開かれますが、このフラワーショーはロンドン郊外、16世紀の英国王ヘンリー8世の宮殿で行われます。

 

市内中心部のウォータールー駅から電車に乗り、国会議事堂の時計台ビッグベン、大観覧車ロンドンアイを、007で有名なMI6の裏側を車窓から眺め、テニスの世界選手権が行われているウィンブルドン駅も通って40分ほどでと到着。こちら、宮殿の表側。

チェルシーよりも場所がずっと広いので、リラックスしてショーガーデンを楽しむことができます。ピクニックの延長のような気分でしょうか?この裏にある広大な庭の一部が会場です。

 

26のショーガーデンで私の好きなガーデンの一つがThe Perennial Sanctuary Garden。

うず巻きを描く小道がセンターの竹に覆われた中心へと導きます。小道を取り巻く花々は赤からオレンジ黄色、ブルーと変わっていきます。

花色は変化しても全体をシースルーなグラス(装飾的効果のある草)で包みこむことで、全体に統一感が出されていました。ブルーのアガパンサスとカラマグロスティス カールフォースター(Calamagrostis x actiflora 'Karl Foerster')。私の好きなグラスのひとつです。

竹に覆われた中にはベンチとウォーターフィーチャー(ここでは水を満たした確かブロンズの大きなボウル)。こんな素敵な場所が隠されていました。まさにサンクチュアリ。竹の向こうに何が・・?と訪れる人の好奇心をそそります。

 

他にも・・・、

階段や椅子のシルバーを植栽にも反映したクールなコンテンポラリーガーデン。

 

海辺のガーデン。

亜熱帯のガーデン。

 

コミュニティーガーデン。

野菜とワイルドフラワーのコンビネーションがいいですね。

 

会場をつなぐ橋の上から宮殿を望む。

まだまだたくさんありますが、きょうはこの辺で。

植栽も敷石などのハードランドスケープもいろいろ勉強になりましたし、インスパィアされました。今後のガーデンデザインに生かしますよ。

 

佐藤 ゆかりでした。