長文になりますもので、【前編】【後編】の二部構成にて
お届けします。
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今回は・・・
【後編】
煙中体験コーナーを抜けると、消火器の使い方のレクチャ
ーを受け、消化体験をしました。燃えている目標物に噴射
した後、左右に消火器のホースを振りながら消化すると、
早く消えるそうです。
その後、【119番通報】の仕方を学びました。
恥ずかしながら、公衆電話の無料通話方法を、今回初めて
知りました。皆様ご存知でしたか?
▼■■公衆電話の無料通話方法■■▼
【1】・・・受話器をあげる
【2】・・・おつりが出てくるところの左部分に、赤いボタ
ンがあります。ソレを長押しします。
【3】・・・すると、受話器から「ツーツー」と、通話の音
がします。
【4】・・・【119】のボタンを押します。
これで、救急センターにつながります。
受け答えなども実際に体験し、次は、危険な箇所の察知を
しました。
崩れた建物の近くには危険なものが沢山あり、落ちかけの
看板や高い場所にかけられてある空調の室外機や、割れた
ガラス窓や、壁などにレイアウトされている植物、むき出
しのガス管、切れた電線などと、前もって防止出来るもの
も沢山ありました。
危険なものに触れない様にし、ガス漏れの微量の「シュー
ッ」と言う音などにも注意をはらい、なるべく避難する時
には、大きな通りを通って移動する事が大切の様です。
その後は、今回のメインである【地震体験コーナ-】です。
こちらでは様々な地震の揺れを体験する事が出来ます。
今回は、阪神淡路大震災と、東南海・南海地震を体験しま
した。
まずは、【阪神淡路大震災】の揺れから体験です。
しっかりと安全バーを握りしめ、足元は肩幅に開き、揺れ
に耐える姿勢をとります。地震体験のスタートです。
20秒ほど揺れが続き、震度7の揺れを経験しました。
直下型地震なので、タテ揺れがキツク、短い時間でも破壊
力のある揺れで、高校生の時に経験した阪神淡路大震災を
思い出し、鳥肌がたちました。立っているのがやっとで、
本当に「怖い!」と感じました。
次は、30年以内に50%~70%の確立で発生すると言われて
いる、【東南海・南海地震】の地震の体験です。
震度6強を体験しました。阪神淡路大震災とは違い、海溝
型の地震なので、揺れ方も違い、小刻みなタテ揺れから始
まり大きな横揺れが長時間続く印象を受けました。3~5分
の揺れが続くと予想されています。
同じ海溝型地震の【東日本大震災】では、地域によるので
すが、3~10分、大きな揺れが断続的に続いたと言われて
います。
大きく左右に揺れる為、振り落とされる様な感覚でした。
安全バーが無ければ、体格の良い私でも、1M位飛ばされ
ているな・・・と、感じました。
リアルな体験は、恐ろしさと同時に、経験して学ぶ事の重
要性を、再認識させてくれました。
7歳になった娘も、【習うより慣れろ】のことわざ通り、
経験して怖さを知り、身の守り方など、真剣に考えたりし
ています。防災センターでは最後に、名前入りの修了証を
手渡され、嬉しそうにしていました。
ちなみに、東南海・南海地震における緊急地震速報発表か
ら大きな揺れが来るまでの猶予時間が、大阪府には大よそ
35秒あると、言われています。(技術的限界もある為、必
ずではありません。震源地の場所にもよります)
この35秒を活かすも殺すも、【日頃の備えからの対応】に
かかっており、地震被害の軽減に影響するものだと思いま
す。
知識や予防や備えは、沢山得ても十分であるとは言えませ
ん。地震に備え、【緊急地震速報】を有効なものとするた
めにも建物の耐震化や、家具の転倒防止、安全な場所の確
認、防災訓練の実施や参加など、身の安全を守る備えをす
る事が重要だと感じました。
娘の自由研究は、【消防車と消防士さんの絵】と、【防災
体験について】のまとめを、無事提出する事が出来ました。
一件落着です!