先日、幼いころから25歳頃まで住んでいた、同じマンシ
ョンの住人の結婚式に行ってきました。
どんな関係やねん？と疑問に思われる方もいらっしゃる
かもしれませんが、母の友達であり、同じマンションの
同じ階に20年以上、同じ様に住んでいた、同じ様な境遇
の持ち主です。そこの娘さんは同じ年の頃と言う事もあ
って、学生時代の友達でもなく言葉で表すには難しいの
ですが、同じ様な環境で育った仲間的な存在です。
私の実家も、彼女の実家も今では、そのマンションを手
放す事となり、違うところに住んでいます。
友人として会話を弾ませた事はないのですが、家族旅行
に行ったり、独身時代には合コンに連れて行ってもらっ
たりしました。
友達と呼べるほど、一緒に過ごした時間は濃密なもので
はなく変わりに、同じ時を共有していたな・・・と思え
る相手です。
某ミナミのホテルで披露宴がありました。母と、私と、
弟がお呼ばれし、久しぶりの家族での再会でした。そこ
には数々の再会がありました。そのマンションの住人の
新婦の友人などです。もちろん私達家族にもゆかりのあ
る人々です。話は弾み、ずーっと久しぶりの再会に酔い
しれて、話し込んでいました。
誰の結婚式に参加しても、新婦側は笑い声や、涙する声
があちこちであるものです。服装も含め、実に華やかで
す。一方、新郎側の席は静まりかえっています。控え室
が新郎、新婦共、同じだったので新郎のご両親にもお会
いし、ご挨拶をしましたが、控えめで、年の頃よりも少
しおちついて見える印象でした。新婦側の迫力に、肩身
が狭そうに端の方で座っていらっしゃいました。
いざ、式が始まると、温かい演出の数々で感動したり、
大笑いしたり大変でした。その中でも度胆を抜かれたの
が、新婦のいとこが【キャンディーズ】の【年下の男の
子】を歌ったその時です！
ずーっとうつむき加減で、静寂だった新郎側の席からザ
ワザワ・・・
新郎の控え目だったお母さんが、むんずと立ち上がり、
新婦のお母さんの手を引っ張って、舞台上に上がり、ダ
ンスを始めたのです！！（笑）
微笑ましいを通りこして、今までとのギャップに驚き、
穴が開くほど直視してしまいました（笑）
新婦のお母さん（おばちゃん）もノリのイイ人なので、
一緒に狂喜乱舞してました（笑）
そこで、私の横で座っていた、11月に結婚を控えた弟
が一言。
「地獄絵図やな・・・」
・・・・・・・。納得。
結婚を控えた弟には刺激が強すぎたのかもしれません
（笑）
結婚式とは、何度参加しても良いものですね。
沢山の気持ちが凝縮され、どの結婚式に参加しても、
それぞれに深い味わいがあります。
先日の結婚式もそんな、良い結婚式でした。
ただ、毎回気になるのが、新婦の学生時代の友人、数
人です。
私の結婚式でもそうだったのですが、心から祝福して
くれているのやら？写真を自由に撮影しても良いフリ
ータイムでもなかなか席を立とうとせず、結局、新婦
と一度も写真や写メを撮影する事なく、飲むだけ飲ん
でいました。
新婦に感謝の気持ちの代わりに、写真を沢山撮って渡
してあげよう！と、考えていた私は、席をまわってい
たのですが、その席に到着するなり、「写真いいでー。
そっちこそ写真撮ってばかりやから撮ってあげるわ。」
と言われ、断固拒否されました。
そのテーブルだけ写真がないのも不自然なので、ワイ
ングラスを持って「ルネッサーンス！！
」と、場を
なごませる様に、お笑い芸人の髭男爵のギャグを言う
と、「そんなんよーせんからお手本見せて～
」と、
言われました。お手本くらい全然見せるから、新婦の
為にも写真撮らせて！と伝えると、しぶしぶワイング
ラスを片手に。
無事、写真に収める事は出来たのですが、不愉快でし
た。彼女らも自分が結婚する時に気づくでしょう。
秋には、弟の結婚式です。現在、母と、弟が揉めて
おりコチラも波乱の予感・・・？です。
ハッピーウェディングを迎えたいものです。