教育費が増えてきた本当の理由 | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

教育費が増えてきた本当の理由


「日本再起動!」

こんにちは。宮川典子です。
”お決まりパターン”ではありますが、山梨を朝5時半に出てきて
午後一番の会合までは議員会館で仕事、そして山梨に帰ります。
こんな少しのスキマ時間こそ、仕事がはかどる時間だったりもしますよね。

さて、今朝は8時から文部科学部会がありました。
議題は「高校無償化」の制度設計の見直しについて、でした。
所得制限を設けることはもちろんですが、
制限ができたことで生まれる活用財源は
自民党が従来から提言してきた「給付型奨学金」に充てていく予定です。

 

今、「教育費は増大するばかり」と言われています。
では、そもそも、どうして教育費が増えてきたかといえば、
学校外の学習活動にお金を投じなければならなくなったからです。
つまり、学校の教育力が低下し、塾などに行かざるを得なくなったからです。

地元・山梨では、教育現場でよくこんなやりとりがあると聞きます。
生徒「先生、そこからの応用問題を教えてください」
教師「あっ、それは塾か予備校に行って教えてもらって
元教師の私からすれば、なんと恥ずかしい事態かと思わずにはいられません。

教育格差をなくすためにまず最初にしなければならないことは、
学習活動が学校で完結するように教師が力をつけること。
現場で惜しみなく教材研究と学習指導に頑張っている先生を支えること。
私は常日頃からそう思っています。
そして、そういう制度をつくることこそが、自民党の教育再生であるべきです。

学びたくても学べない子供たちへの支援を拡充しつつ、
学習現場としての学校の力を伸ばす政策を推し進める。
それが自分の役目だと思って、さらに文部科学分野に力を入れていきます。