「38」という警告。 | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

「38」という警告。

宮川典子です、こんちには。



友人・Tから「尖閣ビデオ流出してるみたい。見た?」とのメール。

深夜、急いで44分のほとんどを見ました。事は明らかでしたね。

出所や今後の対応などはしばし静視するとして、とにかく驚きました。



しかし、それと同時に背筋がホントに凍るほど冷たくなりました。

ゾワゾワして、よく眠れなかったしょぼん

TPP議論・人権擁護法案・朝鮮学校無償化などの大きな問題を

このビデオ問題に気をとられているうちに、知らぬうちに

進められてしまうということはないだろうか?

もし、誰かが国を思う一心でこの映像を流したのだとしたら、

その人は無事だろうか…身を案じてならない。



この背筋の寒さは、あの事件について聞かされた時まったく同じだ。

「真実」が、「正道」が、もみ消されていくのではないか…と。

「真実」が、「正道」が、ねじ曲げられていくのではないか…と。



そしてもう一つ、私の背筋を寒くさせたのは「38」という数字。

これがどんな意味を表しているかは投稿者のみぞ知るところだが、

大学時代の遺産で中国語が少しばかりわかる私には、

やはり「忘八」の意味のように思えてならない。

「忘八」とは、人が守るべき八つの徳と言われている

「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」を忘れている、ということだ。



儒教の精神性が日本の美徳と重なることから、

日本人は昔から「八徳」を大切にしてきたはずだった。

しかし、その美徳もどこかに消え去ってしまったということか…。



「危機から国家を守れ!」

「日本国民としての矜持を忘れるな!」

「38」という数字が鳴らす警鐘を、しっかり受け止めていきたい。

そう思う、秋の午後でした。




きょうの典気…「悶々ガーン