夕方、ソーシャルワーカーさんから電話をもらいました。
退院後のケアーについてです。
当初、訪問看護は週に1回ということですすめていましたが、どうも2回必要だということになったようです。
通常週1回は、どこの訪問看護を受け持っている病院なら引き受けてもらえますが、週2回となるとなかなか見つからないようです。
そこから察するに、病状は確実に悪化しているのが想像つきます。
膵臓癌が後ろから胃を突き抜けんばかりに押していて、その先端から微量に出血していたようです。今は出血も止まり安定しています。食欲も徐々に出てきているみたいで、やっと五分粥ぐらになったようです。
しかし問題は、胃から腸への軌道が狭くなり、大きい物が通りにくくなっていることです。そのため五分粥やお汁のような流しやすい食物しか通らなくなっています。
胆管の閉鎖も怖いですが、腸への軌道閉鎖も怖いです。
痛みもデュロテップパッチという3cm四方のシールを、太ももに貼っていることで緩和されているようです。
当初、このパッチを貼付し始めてから2日後ぐらいに、下痢と嘔吐が同時に起こり今回の再入院となりました。
副作用として吐き気は聞いてましたが、下痢は予想していませんでした。
何が原因で下痢をしたのか調べていて判ったことは、腸への軌道が狭くなっていたことと、胃からの微量出血です。下痢と嘔吐が同じ茶色をしていたらしいのですが、それも出血が原因とみられます。
さて、訪問看護もそうですが、ヘルパーさんの確保も急いでいます。
一応今週末が退院予定となっていますが、すべての条件が整い次第といったところです。
帰宅は彼女の強い希望です。
麻薬の影響か?なんとなく自身の病状を忘れたような発言をされます。
すでに猛暑並みの暑さの中、どれだけ自宅で耐えることができるのか?心配です。
看護士さん、ヘルパーさん、そして私たち家族が三位一体となってサポートするしかありません。
なんとも言えない、過酷な夏を迎えそうです。