秋になり、食材も変わりましたが、・・・
▲銀座クラッティーニの9月までの桃パスタ
⇓⇓⇓
▲同 マルコリーニの秋限定 栗パフェ
・・・この記事は、まだ9月中旬の京都です秋風などひかぬよう、元気にいきましょ~
▲今回の記事の範囲
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ある日、上賀茂・下賀茂神社を見に行くことにしましたやはり一度は・・・
両社とも、平安時代の佇まいを今に伝える世界遺産です
まずは、鴨(賀茂)川を遡って
<上賀茂(かみがも)神社>、正式には<賀茂分雷(かもわけいかづち)神社>へ
京都で最も古い社と言われ、起源は2600年前、社の整備は天武天皇の治政とかパンフより
葵祭の本拠地でもあります京都3大祭りは、葵祭~祇園に時代~(通訳ガイドの試験知識)
▲一の鳥居
一の鳥居から、明るい参道を通って、・・・
〇〇〇〇〇▲大らかな(古風な?)参道 (外幣殿▲)
外幣殿を右に見つつ、・・・
▲重文(重要文化財)の外幣殿。葵祭の時になど使われるらしい
二の鳥居に到着。ここから主要部となります。
▲参道に対して少し角度がついている
▲各、重文の、細殿(&立砂)、橋殿、土屋(&舞殿?)
建物の配置は、微妙な角度が付いていて、パルテノン神殿を想起させます恐ろしー事言う
・・・と思ってネットで調べてみると、既に有名な建築史家が、
この斜な伽藍配置と高床式の建物群を、「透ける」建築、「爽やか」と評したそうな分かる気も
微妙に曲がりながら、楼門から更に奥へ⤴
▲2層式の美々しい楼門。入母屋造り
楼門脇には、上賀茂神社の象徴キャラ、馬🏇が
▲この馬かわい~(猿は、え~と、かわ・・・)
奥は、こんな。
▲背後の本殿・権殿を守護する棚尾神社(重文)
式年遷宮は、伊勢神宮のは20年毎ですが、上賀茂では21年毎らしいです。
さっそく上って、本殿を覗・・・もとい、お参りしましょうセーフ!
祭神は、玉依媛命と天津神の子供の賀茂分雷大神です。
中に、流造(ながれづくり)の国宝の本殿と権殿があるのですが、・・・
流造は、伊勢神宮などの神明造に較べて、屋根が反って軒・庇となる神社建築の典型ですが・・・
・・・前庭が狭くて、あまりよく見えませんね・・・
↖権殿、⇑本殿(権殿は本殿の代替用の仮殿で、同じ造りで、共に国宝)
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上賀茂神社を観た後は、下鴨神社へ・・・行く前に、ミーハー長次郎は、
▲上賀茂神社付近の鴨川の支流、賀茂川
食べログの「京都の和菓子」部門ランキング3位のお店へ
<茶寮 宝泉(ほうせん)>
▲外観
一軒家風のお座敷で、ゆっくりまったり♪
雰囲気が良いので、周りには、接待らしき人達もチラホラ
▲閉店間際、お客の去った店内
▲お通し(?)と共に、しばし待ちます
今回、お茶&お菓子はパスして、名物のわらび餅を。
▲見た目美しく、本体は繊細な味わい。’はんなり’? 黒蜜は控えめが良いかと。
ゆっくりするのに、良い所です
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鴨川の合流点の北にある、
<下鴨(しもがも)神社>、正式名は<賀茂御祖(かもみおや)神社>カモの字が違うんですね~
▲夕方になりました (糺の森▲)
右に<糺(ただし)の森>を見ながら歩を進めると・・・
左に、<相生(あいおい)社>と、・・・
▲相生社
<連理の賢木(さかき)>が。
▲3本の内、2本が中程で繋がっている、縁結びのシンボル
’比翼の鳥’’連理の枝’‘われても末に会わむとぞ思ふ・・・ロマンチック~‘(↼一杯一杯)
いよいよ本殿へ
▲上賀茂神社と同じ、朱塗りの二層式の楼門
▲斜めの方がいいかな・・・
門をくぐると舞殿。・・・本殿側は改修中。
▲・・・今一・・・
・・・ので、本殿側から舞殿を見まひょ関西風(自己満足)
▲
更に、奥へ
▲中門
入ると、干支のお社、言社(ことしゃ)があり、ここから本殿をお参りします。
▲本殿前の中庭っていうか
賀茂建角身命を祀る西本殿と、玉依媛命を祀る東本殿が、見え・・・見え・・・ない
▲言社には、猿が(時々変わるのだろうか?)
本殿拝観は、期間・時間限定です。
▲あれかな・・・
本殿参拝を終えまして、
境内には、近くの泉川から水をひいて小川が造られているので、これを渡っ・・・ウッ
・・・渡れない
▲ど~やって渡るの~!
・・・無事渡りましてホッ
▲上の橋は、神様用なんだろう
細社・直会殿と、・・・
下鴨名物()、みたらし社。
ここ、下賀茂神社はみたらし団子発祥の地⇐これは三色団子か
団子は、泡を象ったものだそうな
かくして、両社共通の神紋:二葉葵のある御朱印を、2つ並べることができましたフフッ💛
▲下鴨神社 上賀茂神社▲
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また別の日は、アートに浸りました
<重森三玲 庭園美術館>
東福寺の方丈庭園(↓)を造った重森三玲氏の旧邸で、元は吉田神社の社家鈴鹿家の邸宅、
予約制の庭園美術館です。
▲重森氏の作庭した東福寺本坊庭園(記事⇒★)
▲意匠やヤシの樹が、エキゾチック
予約者が集まり、さっそくお庭へ
庭を、屋敷から見ると、巨石の借景
縁側より、庭を臨みます。
▲岩と、苔の緑と、白砂のコントラストがすてき
この巨大な1枚板は、神主さんの神事での立ち位置とか・・・違ったかも
建物の脇を抜けて、・・・
▲やはり、すてき💛
お茶室へ
▲茶室外観
茶室には、波の襖絵
▲格子模様が、エキゾチックというか、アバンギャルドというか。格好いい
因みに、茶室の奥を覗くと、こんな。
吉田神社の鳥居▲
重森氏の子孫の方の説明付きで、じっくり鑑賞することができました
<相国寺(しょうこくじ)>
京都五山の第2位(別格で南禅寺、1位は天龍寺)、臨済宗相国寺派の大本山。
開山は、天龍寺と同じ夢窓疎石で、塔頭寺院として金閣寺・銀閣寺があります。
隣接の承天閣美術館で、相国寺に縁の深い伊藤若冲の展覧会が催されていたので、
東京の若冲展を見逃した私は、これ幸いと鑑賞することにラッキー
展示は、動植彩絵(の印刷)30枚と、金閣寺の障壁画50面など🐓の絵や、墨絵の障壁画
▲パンフレット
展示も、美術館も、良かったです
▲お寺に合わせた、枯山水風の中庭♪
ここで
食べログの京都和菓子ランキング第1位、<嘯月(しょうげつ)>さんへ
▲外観
完全予約制なので、店内はカウンターのみ。
▲店内(というか、受付口)
1個でも
▲きれい
テイクアウトして、家に帰り、お茶を煎れて頂きました
ふ~む、見た目美しく、甘いのにさりげない・・・華やかで上品・・・これぞ’はんなり’?
因みに、近所の松屋藤兵衛さんは、臨時休業でした味噌松風を、家族へのお土産にしたかったのに
▲頂き物して以来、ファンでした
<おまけ:鴨川公園>
鴨川上流の、賀茂川と高野川の合流地点は、いい感じの公園になっていましたいい風~♪
▲公園より、下流の賀茂大橋を臨む
▲賀茂大橋より、下流の鴨川公園を臨む
▲美しい石煉瓦(?)
夏の宵の、鴨川遊びは楽し’遊び’の意味違うかも
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今回、食べログの京都スイーツランキングトップ3の内
(※順位は少々変わってしまいましたが、食べログランキング➾★)
1位嘯月と3位宝泉の一端に触れることが出来ましたが、
第2位の川端道喜さんは、定休日と旅程がすれ違い、ご縁がありませんでした。
それに、あの羊羹はど~も見たことがある(=頂いたことがある)ような気がする・・・
・・・という訳で、他の方にお任せします(())私の代わりに頑張って~
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アップの予定が遅れた上に、全10回で終わらず、次に続きます~