参照
沖縄旅行1~初日移動~
沖縄旅行2~2日目、中日キャンプ~
沖縄旅行3~2日目、道の駅とホテル~



今回沖縄にきて一番行きたかった場所、「ひめゆりの塔」。
3日目もダイビングの最後の望みを託しましたが、
海は潜れないとの判断を聞いて、
式の前に本島最南端のひめゆりの塔に行くことにしました。



高速を使ってひたすら南へ。
ひめゆりの塔に近づきましたが、
どうやら近くに平和祈念公園もあり、
各県ごとの慰霊碑も立っているという話をホテルの方に聞いて、
そこも寄ってみることに。


この平和公園の地は、沖縄で最後の最後まで戦地となった場所。
追い詰められて、集団自決も数多く行われた場所。

なので、写真撮影は自粛しました。




この日は休日なのに、人はまばらで、ゆったりとした公園。
沖縄戦の事を知らなければ、
のどかでなんて平和なんだろう~と、お昼寝でもできそうな。
その感じが、余計に犠牲の上に成り立つ平和をひしひしと感じました。



最初に、鎮魂のために建てられたという塔に行き、
大きな大きな仏様を見て、黙祷。

次に、そこからすぐにある、「沖縄県平和祈念資料館」に行きました。

まだ新しいのかな?建物はとても綺麗で、
1階の子ども向け資料スペースと、
2階の資料館、
屋上の展望室がありました。



2階の資料館に入ると、
第一次世界大戦から沖縄戦まで、どうやって戦争になったのか、
国民の生活はどうだったのかから始まり、
沖縄戦の状況、その後の沖縄の日本返還まで、
資料・映像・証言を組み合わせて、
とてもわかりやすく説明がありました。

沖縄戦の写真もたくさん残っていて、
つまりは、アメリカは写真を撮るだけの余裕もあって・・・。

軍人のみならず、民間人が約25万人の死者をだすほど巻き込まれ、
それが敵兵に殺害されただけではなく、
多くが自決や日本軍による強奪・強要による死もあったと・・・。


知識にはあって、よく耳にするけれど、
やはりその土地に行って聞いたり感じたりするには、
心への入り方が違います。

「身につまされる」という表現がぴったり。

しかも、それがつい70年弱前に起こっていた出来事なのだから。






資料館がしっかりしすぎて、1時間半ではもったいなくて、
もう一度来ることを決めつつ、公園を後にしました。



ここは、ぜひ沖縄に行ったら一度は訪れてほしい。

ひめゆりの塔は結局時間がなくて行けませんでしたが、
帰りに寄ったら、たくさんの人がいて、お店もあって、
観光地化していました。


ひめゆりの塔に行っていないので、下手なことは言えませんが、
どうせ行くなら、資料館まですぐなので、ぜひ足をのばしてほしいです。




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