私たち夫婦には、毎晩夜寝る前にしていることがあります。
結婚してから、かかしたことはほぼありません。
それは、寝る前に
お祈りすること。
２人で正座して並び、お釈迦さまに祈り、周りの人のことを祈る。
そして自分のことも。
旦那は幼い時から、夜寝る前に仏教の言葉を欠かさなかったそう。
旦那が毎晩祈っているのは、仏教の懺悔文（さんげもん）と呼ばれるもので、「体や言葉や心で、してしまった悪いことを許してください。」
と自分の間違ってしまったことを、（簡単に言うと）反省すること。
我昔所造諸悪業（がしゃくしょぞうしょあくごう）
皆由無始貪瞋癡（かいゆうむしとんじんち）
従身語意之所生（じゅうしんごいししょしょう）[2]
一切我今皆懺悔（いっさいがこんかいさんげ）
→「私が昔から作ってきた色々な悪い業は、
遠い過去から積み上げてきた、貪瞋癡すなわち三毒によるものです。
それは、体で行った・話した・思ったという三業から生まれたのです。
私は今、それら全てを懺悔します。」
人間は過ちをおかすもの。
間違ってしまうことがあるのは当たり前。それを懺悔し、自分を戒める。
間違いながらも、何とか正しく生きようとする姿勢を持つことが大事。
そうすれば少しずつ良い人生を開いていくことができる。
私はお祈りをしながら1日を振り返っています。
「今日のあれは良くなかったな、明日からは気をつけよう。」
お祈りして眠る方が、穏やかで安心した気持ちで寝られます。
瞑想と同じような効果みたい。
例え今日、嫌なことがあっても、ちゃんと振り返って
一日のさいごの時間に心をリラックスできると気持ちよく眠れていいですよ～。
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