朝日新聞と民主党はやはりおかしい! | My Aim Is True

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皆さん、またしても大変ご無沙汰しております。

民主党政権となってから、批判したくなるネタを毎日のように提供してくれるのですが、多忙のためブログ更新ができませんでした。ブログ更新を休んでいる間に書きたいネタが溜まりに溜まって何から書いたらいいのかわからない、忘れてしまった状況なので、いくつか簡単に記しておきたいと思います。


まずは朝日新聞ですが、2月24日(①)と3月8日(②)の社説を抜粋して比較してみたいと思います。


【2月24日社説・「高校無償化~朝鮮学校除外はおかしい」】

「(朝鮮学校は)朝鮮総連のもとで北朝鮮の影響を強く受け、厳格な思想教育が強いられた時期もある

だが、在日の世代交代が進む中、教育内容は大きく変わった。大半の授業は朝鮮語で行われるが、朝鮮史といった科目以外は、日本の学習指導要領に準じたカリキュラムが組まれている。(略)

かつては全校の教室に金日成、金正日父子の肖像があったが、親たちの要望で小・中過程の教室からは外されている。そうした流れは、これからも強まっていくだろう」


この朝日新聞の社説がいかにデタラメなプロパガンダかについては前回の記事で述べましたが、驚いたのは3月8日の朝日新聞の社説です。


【3月8日社説・「朝鮮学校~除外はやはりおかしい」】

「朝鮮学校が北朝鮮とつながりがあることは事実だ。北からの援助金に運営の一部を支えられる。高校の教室には金日成、正日親子の肖像画があり、修学旅行は中国経由で平壌に出かける。独裁体制維持の手段である主体(チュチェ)思想も朝鮮史などの授業で触れられる


おそらく①の社説に批判が殺到したんでしょう。そこで厚顔無恥な朝日新聞は何食わぬ顔で②の社説を書いたのではないでしょうか。

以前も朝日新聞が中国共産党と共謀で展開した「南京事件」プロパガンダで、南京戦へ従軍した元兵士に訴えられると、朝日新聞が訂正&謝罪広告を出すことで和解しましたが、全国紙でプロパガンダを大々的に展開しておきながら、訂正&謝罪広告は訴えた元兵士らが住む地方版の紙面だけの片隅にこっそりと載せただけという姑息さを見せていました。

もちろん、姑息な朝日新聞は今回も矛盾がないように逃げ道を作ってはいます。

金父子の肖像画に関しては、①では「小・中過程の教室からは外されている」と言い、②では「高校の教室にはある」と言っています。

主体思想に関しては、①では「厳格な教育が強いられた時期もある」と今はないように記しながら、②では「授業で触れられる」と遠回しにそれを認めています。

②では①の確信犯的な「間違い」を訂正しておきながら、「日本で暮らすコリアンが植民地支配以来の歴史を背負わされた存在だということも、忘れてはならない」と、「悪いのは全部日本だ!お前らだ!」という自虐史観プロパガンダを展開して逆にお説教を垂れるのである。

これは以前、北朝鮮を「地上の楽園」と持ち上げると共に、北朝鮮の拉致疑惑を朝日新聞らが「右翼の妄言」と批判して否定して解決を遅らせる要因となってきましたが(意図的?)、小泉訪朝で何と金正日が拉致を認めると、厚顔無恥な朝日新聞は手の平を返しました。


「北朝鮮が異常な国であることは、とうに国際常識でもあった。だからこそ、安心できる国になるよう一層の変化を促していくことが、いま日本にとっても大切なのだ。(略)拉致事件の究明や対策にいっそう神経を使うべきことは言うまでもない。同時に大局も見失ってはいけない。ためらわず、(国交)正常化交渉を再開させることである」(朝日新聞2002年9月22日社説)

「いかなる意味でも拉致は正当化できないが、そもそも日朝の不正常な関係は、北朝鮮ができる前、戦前、戦中の35年間にわたる日本による朝鮮半島の植民地支配に始まる。(略)北朝鮮との間に残された戦後処理問題を解決し、大局的見地に立って関係を正常化することが、日本の国益にも北東アジアの安定にも資する。どの国も『負の歴史』をおっている。過去の日本がそうなら、北朝鮮もそうである。つらいことだが、歴史を乗り越えるには、それを直視するしかない」(朝日新聞2002年9月8日コラム)


はい、朝日新聞特有の「自らの偏向・歪曲・捏造報道に対して謝罪するように見せかけて、逆にお説教を垂れる」という常套手段である。


やはり朝日新聞こそがおかしい


ただ、世間では未だに朝日新聞を購読する人たちがいます。

何故なら、戦後日教組教育で刷り込まれた左翼思想にフィットする主張を朝日新聞がするからであり、また、「入試問題によく出るから、朝日新聞を読め」という言葉に釣られて購読するうちにすっかり朝日イデオロギーに染まってしまう人が後を絶たないからです。

もちろん、何も考えないで読んでいる人もいますよ。

例えば、身近にいる日教組三羽烏の一人、「中国型ニホン人」は、おそらく学生時代に「新聞読むなら朝日新聞」と言われたのか、生来の思考能力&洞察力の欠如のために「やっぱ新聞は朝日新聞だな」と誇らしげに言っていました。

ちなみに彼は子供の頃に「ラーメンには胡椒を入れる」と言われたのか、一緒にラーメン屋に行った時にラーメンに胡椒を入れない僕を見て、「joyrideは何でラーメンに胡椒を入れないんだ!?」と不思議がっていました(笑)。

「新聞読むなら朝日新聞」「ラーメンには胡椒」です(笑)。


さて、話題を変えて、こちらもおかしい民主党です。

今、ホットなニュースとしては、産経新聞紙上で小沢幹事長批判をして、副幹事長を解任(粛清)された生方幸夫議員でしょうか。

民主党を散々持ち上げてきた大メディア様すら「『開かれた政党』である民主党らしくない愚挙」だと批判的に報じていますが、僕からしてみたら「いかにも左翼全体主義政党の民主党らしい粛清だ」としか思えません(笑)。

とはいえ、保守派を中心とした反民主党の人からは生方幸夫をまるで「救国の志士」と英雄視している観がありますが、元々、生方幸夫は左派であることを忘れてはいけません。

まあ、僕も生方幸夫のことをよく知らなかったので、公式HPを覗いて調べてみてハッキリとわかりました。

生方幸夫の代表的な政治活動を紹介しておきましょう。


まずは、安倍政権における教育基本法の改正反対してきました。


生方:「教育基本法の改悪を止めよう全国集会に参加し、発言してきました。(略)ご承知のように教育基本法は憲法ができた直後に制定されたものです。戦前の皇民教育を反省し、誰もが自由に教育を受ける権利を保障し、かつ、個人の基本的人権を保障した憲法と表裏一体の基本法です。国は国民のためにあるのであって、国のために国民があるのではないという考え方が貫かれています。したがって、この教育基本法の根本を変えることは、憲法改正につながるという危機感を持った人があれだけいたということだと思います。(略)こうした考えを持った人がたくさんいることに勇気づけられました」


生方幸夫は典型的な護憲派日教組イデオロギー推進者です。

そして、民主党内で「リベラルの会」を結成しています。


生方:「日本を取り巻く状況は内外とも非常に厳しいものがあります。21世紀の初頭に日本の舵取りを誤れば、たいへんなことになるという危機感を我々は共有しています。(略)(憲法)9条は日本外交の基本であり、世界からも高く評価されている。この精神を守り世界に広めていくことこそが、アジアの安定、世界平和に結びつくと考えています」


福島瑞穂みたいなことを言っています(笑)。

また、「ミサイル防衛網の配備に反対」もしています。


生方:「防衛網と名前がついているとはいえ、ミサイルという武器を配備することには変わりありません。矛盾という言葉はご承知の通り、盾と矛、盾を強化すれば矛をさらに強くしなければいけない、どこまで言ってもキリがないということから出ています。(略)どんな武器でも配備した途端に攻撃的な武器になるのがこれまでの歴史です。どんなことをしても完全に防備することはできません。だから、平和的な関係を築くことが大事なのです。それを忘れて、備えあれば憂いなしなどと言っていたのでは、いつまで経っても愚かな矛盾を続けていかなければなりません」


根っから「平和憲法」という名の奴隷憲法の精神が根付いていますね(笑)。

MDに関しては、テレビの街頭(小学校)インタビューで、日教組教師が子供たちにこんなことを言わせていました。


子供:「ミサイルを撃ち落すといっても、もしそれが外れて、(日本の迎撃ミサイルが)どこかに飛んでいってしまったら、(日本の迎撃ミサイルが)誰かを傷つけるかもしれない」


狂気ですね(苦笑)。迎撃ミサイルが外れたら、諸外国の放った弾道ミサイルが日本に着弾して、多くの日本人を殺傷するという視点が完全に欠落しているのです。

もちろん、僕はMDシステムは、それだけでは無力に近いものだと思っています。あくまでも攻撃能力を有した上で、MDシステムは抑止力として飾りのようなものだと思っています。


深読みすれば、生方幸夫の今回の騒動は、「左翼・日本解体政策をドンドン推し進めたいのに小沢一郎に権限が集中してしまって思うように押し進められない。けしからん!」といった感じかもしれませんね。

このように典型的左翼イデオロギーを持つ生方幸夫が、反民主党を掲げる一部保守派に英雄視されるのは皮肉です。

もちろん、「以夷征夷」(敵を使って敵を倒す)のつもりなら良いのですが、どうも最近、おかしな人が保守陣営から英雄視される傾向があるのが不可解です。

例えば、羽毛田信吾・宮内庁長官です。

民主党(小沢一郎)が「1ヶ月ルール」を無視して、天皇と近習平の会談をセッティングしようとしたことに抵抗したことから、羽毛田長官が英雄視されていましたが、元々、この人は「女系天皇推進論者」なのです。

そして、霞ヶ関のお抱え学者(御用学者)ならぬ御用漫画家と化した小林よしのが「女系天皇論」を訴えている有様です。

そのために、最近、宮内庁は小林よしのりを皇室関連の各行事に「ご招待」して、小林よしのりを勘違いさせているのです。霞ヶ関に取り込まれ、学者が御用学者へと堕ちていく過程そのものであることを小林よしのりは認識しているのでしょうか。

していないでしょうね(笑)。

あ、生方議員は、今回の騒動で民主党の支持率が急落したため、副幹事長に復帰するようですね(笑)。

さすが、民主党!!!


さあ、長いこと更新を休んでいたため、その穴を埋めようとするとまた記事が長くなってしまうので、最後に民主党による「パンとサーカス」政策に再度警鐘を鳴らしておきましょうか。

「パンとサーカス」というのは、言うまでもなく、かつてのローマ帝国が大衆を欺くために採用した政策です。要は「大衆なんて馬鹿だから、パン(食べ物)とサーカス(娯楽)さえ与えておけば文句は言わないだろ」という政策です。


民主党の「パンとサーカス」政策の「パン」とは「子ども手当」であり、「サーカス」とは「事業仕分け」である。


「子ども手当」とは「覚醒剤入りのパン」である。

大衆が一度口にしたら二度と手が離せないものになるでしょう。

「もっとたくさんくれ!もっと強いのをくれ!」と常習化し、それを止めようとする政権には拒絶反応を示すでしょう。

そして、それを投与し続けてくれる政権に「止めないでくれ!」と隷属化し、民主党が同時に押し進める家族解体法案によってアトム(個人)化した大衆は左翼全体主義の独裁政権の奴隷となるのです。


あと、ご存知のように、日本在住の外国人に対して、母国に残してきた子供の人数に応じて支払われるのもおかしい。日本人の「少子化対策」であったのに何故、外国人に支払われるのか?

また、日本人の親が仕事などで海外に在住し、日本に残してきた子供に支払われないのもおかしい。古川元久・国家戦略室長は「『子ども手当』は親にあげるものじゃなくて、子供にあげるものだ」という民主党の基本理念にすら反する。

それから、僕は「日本の財政破綻は避けられない!日本はもう駄目だ!」と煽り立てることに対しては冷ややかにみていますが、限度というものがあります。

民主党の「子ども手当」などの政策を押し進めれば、それこそ財政破綻が現実味を帯びてきます。

そもそも、戦前の共産主義者が「日本を戦争の泥沼に巻き込んで、国力を弱体化して混乱の淵に落とし、そこで革命を起こす」というレーニンの敗戦革命論を実践したように、民主党は「日本を財政破綻させ、国力を弱体化して混乱の淵に落とし、そこで革命を起こす」と目論んでいるのかもしれません。

「ぶっ壊せば地上の楽園が現れる」なんてものは、最近、当ブログにコメントくださる辻貴之氏の最新著書のテーマである言葉を借りれば、破壊衝動以外の何物でもありません。破壊衝動こそが左翼の本質なのです。

※「民主党政権と破壊衝動(辻貴之著・産経新聞出版)」


一方の「事業仕分け」とは「CGによるサーカス」のようなものである。

そんなものにはスリルも何もない。

筋書き通りのやらせた「事業仕分け」が、「政治主導」と称しつつも実は財務省主導であったことは今となっては民主党議員ですら認めていることです。

ところが、小泉劇場が終わってから、政治的娯楽に飢えていた大衆は狂喜乱舞し、未だにその余韻に浸っているようだ。

近々、その第2弾が行われるとかで、先日もテレビ朝日のワイドショー的番組で、枝野(現・行政刷新担当大臣)ら「仕分け人」らを「必殺仕事人」(朝日放送の時代劇)に模して「正義の味方」のように煽るVTRを流していました。

「あの男たちがついに帰ってくる!」とまで言っていましたからね(苦笑)。

もちろん、それ以前に大メディア様が「官僚=国民を搾取する打倒すべき支配者」という一大プロパガンダを張って人口に膾炙させ、戦後日教組教育によって、美化されたフランス革命などの「国民主権」という左翼イデオロギーに染まらされた大衆を刺激したんですけどね。


改めて、前回の「事業仕分け」のペテンぶりを振り返ってみましょう。

まず、民主党は自民党政権時にはあった「シーリング」を無くしました。

シーリングとは、各省に予算の上限を示して予算請求を抑えつけるものでしたが、民主党はシーリングを無くして、各省庁に好きなだけ予算を請求させたのです。

言うなれば、「事業仕分け」で削減できた金額が目立つように、「無駄」がたくさん出るように仕組み、鳩山民主党政権の下で、自ら「無駄」だらけの概算要求を出したのです。

自ら「無駄」だらけの概算要求を出しておきながら、「『事業仕分け』によって、こんなに『無駄』を削減できました!」と声高に宣伝する自作自演をした上に、思うように削減できなかったというオチでした(苦笑)。

おまけに何が「無駄」かわからないから、財務省が書いたシナリオに則って、そのまま「仕分け」するものだから、財務省が作った罠に落ちまくるは、落ちまくるは(笑)。

その「罠」とは言うまでもなく、「それを『無駄』に仕分けるなんて、民主党の『政治主導』はデタラメだ!」という批判を生み出して、「やはり官僚に任せた方が安心だ」という「罠」です。

有名なのが蓮舫の「世界一になる意味はあるんでしょうか?2位じゃ駄目なんでしょうか?」として、予算を削減されたスパコンなどでしょうか。

ところが、「官僚=国民を搾取する打倒すべき支配者」と刷り込まれた大衆には、中身のことなんてまるでわからず、「官僚を叩きのめす蓮舫議員は立派だ」と英雄視される有様です(苦笑)。


あと、高橋洋一著の「日本経済『一人負け!』」に興味深い指摘がありました。


「事業仕分けでは、当初1兆8000億円を削減したなどと、日経新聞などで報じられていたけれど、最終的には約7000億円。しかも、1兆8000億円といっても、その中身を見ると1兆円くらいは基金といって、独立行政法人などにある埋蔵金だった。

でも、あの埋蔵金は、実はすぐに政府に持ってくることはできない。

何故かと言うと、埋蔵金があった場合、そのお金は独立行政法人と国が折半するという法律があるから。だから、せいぜい1兆円の半分しか国庫に入らない。みんな、この法律を知らないのだけれど」


そして、安倍政権時にこの法律を改正しようと法案を出したのだそうだ。


ところが、民主党が反対して廃案になってしまった・・・。


まさに何も考えないで反対だけしていれば良いという民主党の無責任体質の真骨頂でしょう。

その真骨頂が現れているのが、普天間基地移設問題でしょうか。

どうしても自民党政権時に、日本国総理大臣&アメリカ大統領&沖縄県知事&名護市長らによる合意によって成立した現行案(キャンプ・シュワブ沖合案)には何が何でも反対したいのでしょう。

それ故に、苦し紛れに「キャンプ・シュワブ陸上案」が最有力候補だそうです。

無論、現行案が何故、駄目かと言えば、小沢一郎の「天の声」によれば、現行案は「沖縄の美しい海を埋め立てるわけにはいかない」そうだ。

なるほど、ある意味では一理あります。

ところが、「キャンプ・シュワブ陸上案」と共に二大案とされている、もう一つの代替案が「ホワイト・ビーチ埋め立て案」だというからメチャクチャだ。

おまけに、「普天間基地の現状維持」とすらも囁かれる本末転倒ぶりの上に、土壇場に来て、鳩山首相が得意の思いつきで「徳之島」案を口にしている有様です・・・。


あ、あと更新を休んでいる間にクロマグロ問題がありましたね。まあ、否決されたので今回は割愛します。