日本庭園で除幕 山岡氏寄贈50周年 | 近江毎夕新聞

日本庭園で除幕 山岡氏寄贈50周年

 ヤンマー株式会社の創業者、故・山岡孫吉がドイツ・アウグスブルク市に寄贈した日本庭園「ルドルフ・ディーゼル記念苑」でこのほど、ディーゼルエンジンの発明者、ルドルフ・ディーゼル博士の生誕百五十周年記念式典があり、席上、同記念苑開設五十周年をたたえる石碑の除幕式があった=写真。
 石碑は庭園寄贈五十周年の昨年十月にヤンマー株式会社=本社・大阪市北区茶屋町=が庭園内に設置したもので、博士生誕記念式に併せて除幕したもの。式には、ヤンマーの山岡健人・代表取締役社長ら同社から六人、欧州の同社現地法人から五人が出席した。
 ディーゼル記念苑は、一九五七年に山岡孫吉が、ディーゼルの功績をたたえア市のヴィッテルスバッハ公園内に設置し、同市に寄贈したもの。これが縁で二年後に長浜市との姉妹都市提携が実現した。