66万人が入場 一豊・千代博終わる | 近江毎夕新聞

66万人が入場 一豊・千代博終わる

 長浜市の曳山博物館、長浜城歴史博物館、大通寺の三カ所で開かれていた「北近江一豊・千代博覧会」が先月三十日閉幕し、この日午後五時から市内元浜町の曳山博物館伝承スタジオで閉幕式があった。
 同博は、一豊公・千代様キャンペーンイベント実行委(会長=高橋政之・長浜商議所会頭)が今年一月八日から、三会場で始めたもので、会期三百二十七日間の三会場延べ入場者は約六十六万人。当初目標の五十万人を大幅に突破し、掛川市、高知市で開かれていた同様の博覧会を上回る人気だったという。
 イベント実行委によると▽一豊、千代を描いたNHK大河ドラマ「功名が辻」四~九月放映分の舞台が長浜で、長期間の宣伝効果があった▽曳山祭の全山出場、JR新駅開業、JR北陸線の直流化など話題が豊富だった▽青年会議所など、総勢三百人以上のボランティアが支えた―ことなどを人気の理由とした。
 閉幕式では、川島市長や高橋イベント実行委会長、NHK大津放送局長らがクス玉を割り、博覧会の成功を祝った=写真。