熱気のダンス競技 木ノ本駅前で開く | 近江毎夕新聞

熱気のダンス競技 木ノ本駅前で開く

 JR北陸線直流化を記念したイベントが二十九日、木之本町のJR木之本駅前広場であり、住民や観光客ら延べ一万人が、物産市や音楽、ダンスステージなどを楽しんだ。
 昼には琵琶湖環状線促進期成同盟会の主催で、「ちょい悪おやじ」で売り出すイタリア人タレント、P・ジローラモさんのトークショー、鉄道ファンを自認するフリーアナウンサー羽川英樹さんの鉄道物品オークション、米原市出身のシンガーソングライター真依子さんのステージなどがあり、夕方には、町や地元団体らで組織する記念事業実行委主催の「木之本ダンスコンテスト」が開かれた。
 同コンテストは同町出身のプロダンサー、久保群青さんが企画。全国から十八のチームが出場しストリート系のダンスを競った。久保さんも、地元の和太鼓演奏グループ「湖彩神」(十八人)と、ダンスグループ「湖北一志山群」(十人)のコラボレート舞台に加わり、太鼓演奏に合わせて、メンバーとダイナミックなストリートダンスを競演。駅前は歓声と拍手の渦に包まれた。
 ダンスコンテストの優勝は、県内の男性二人組「TAKAPIRO」。準優勝は大阪府門真市の子ども二人組「カレ~味」。三位は草津市の女性二人組「満腹LADYS」。 
〔写真〕会場を熱気に包んだダンスステージ