クマ1頭を捕獲 眠らせ山奥に放す | 近江毎夕新聞

クマ1頭を捕獲 眠らせ山奥に放す

 余呉町が同町中之郷の集落北側、県道沿いに設置していたクマ捕獲用檻一基に二十六日午前七時ごろ、クマ一頭が掛かっているのを住民が発見した。
 クマは六~十歳のオス、ツキノワグマ。体長約一㍍三十九㌢、体重約百五㌔。クマの保護業務を県から請負う、野生動物保護管理事務所の職員が麻酔で眠らせ、山奥に放した。
 余呉町では、今月二日以降、中之郷、小谷地区など五集落でクマの目撃が数多く寄せられていた。同町では小谷地区の集落北に捕獲用檻を一基設置し、あらためて中之郷地区の北にも設置する予定。