ホルモン依存性の乳癌には抗がん剤は効かない のかな?


このあいだ書いた記事の情報と似た感じだけど。


がんサポート情報センター
タモキシフェンによる再発予防に
さらに継続治療を行うと効果的
監修:内海俊明 藤田保健衛生大学病院乳腺外科教授
(2007年04月号)


によると


再発防止の治療として、女性ホルモンのレセプター(受容体)を持っているがんに対しては、
ホルモン療法がとくに重要な治療法となっている。
一般に、ホルモン療法より抗がん剤のほうが効果的だと思われているが、決してそうではない。
ホルモンレセプターを持たないがんに対しては、ホルモン療法が効かないので抗がん剤による治療が行われるが、
ホルモンレセプターを持つがんに対しては、ホルモン療法を受けることが推奨されているのである。


と書いてある。


私なりの理解なので、間違ってることがあると思うけど、
ホルモン依存の乳癌には、抗がん剤が効かないという漠然と認識は、
効かないと言われている抗がん剤は、ホルモン依存じゃない乳癌のための薬で
ホルモン依存の乳癌のための薬は、ホルモン療法の薬という風に、変わった。


そして、ホルモン依存に効く、抗がん剤もある。
ノルバデックスだって、ホルモン療法といわれて、体に優しいイメージだけど、
健康食品でも、サプリメントでもないわけで、
ホルモンをコントロールすることで癌を抑制する、抗がん剤には違いない。


ホルモン依存でも、HER2陽性のトリプルポジティブの場合は、全く違うし
ホルモン依存で、HER2陰性の場合でも、ER、PgRの陽性率で、ホルモン療法の
効果が、違うと思われる。


ここで、ふとまた新しい疑問が…。


2009年のザンクトガレンコンセンサスから、1%以上をホルモン陽性として
ホルモン療法を適用するようになったと思うんだけど、それ以前は、
きちんとした数字を書いてあるページを見つけられなかったんだけど
10%か20%以上を、陽性としていたはず。


ということは、以前のホルモン陰性といわれてた乳癌は、今のホルモン弱陽性の
乳癌が含まれると思う。

と考えると、今の弱陽性なら、効かないといわれる抗がん剤が、

効くことがあるのでは?と、思った。


むー。難しい…。


ホルモン依存性の乳癌には抗がん剤は効かない のかな? その3

抗がん剤の奏効率



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