イスタンブール・サライ | 酒リーマンのフードライフat京都

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京都のお酒&おつまみが大好き!お酒を愛する酒リーマン。青年よ、大酒をいただけ!

日本酒・焼酎が多い酒リーマンにしては珍しいエスニックシリーズ。

うーん、よくよく思い起こしてみればそんなに珍しくもないか・・・。


前々からヒジョーに興味があったトルコ料理にチャレンジしてきました!!

フランス料理、中華料理と並んで世界三大料理と称せられるトルコ料理。


いろんなサイトで調べれば調べるほどわからなくなるその秘密。

一時代を築いたオスマン帝国の巨大な文化にどこまで迫ることができるでしょうか。


京都でもっとも有名(!?)な「イスタンブール・サライ」さんです!!



エフェス


まずはトルコビールで乾杯~!!こちらは「エフェス」!


イスラム文化圏のようですが、お酒には寛大なんですって。

ビールやワインはすごく豊富なようですね。


イスラム文化圏だというだけで我々はついつい中東扱いをしてしまうトルコですが、

EU加盟を申請していたり、世界的にはヨーロッパの一員とみるべきだそうです。


なるほどねぇ~。


盛り合わせ

まずいただいたのはこの「前菜5種盛り合わせ」!

いやぁ~ん!ゴージャス~!!!


これがボクの初トルコ料理となりました!!

トルコ初めです(照)!



トルコパン


アツアツのフカフカがどどーんと登場はこのトルコパン!!

このパンと一緒に先ほどのペースト状のものをつけていただくのだそうです。


へぇ~!!

同行した後輩がトルコ料理に詳しいようでいろいろと指南してくれます。

こういう初めてものは知っている人といくのが一番ですね。



ディップ ディップ


問題は何がなんだかわからない!!

白いのはおそらくトルコの白チーズってヤツだと思うのですが、

他のがなんなのか・・・。



ディップ こんなんして
たぶん食感があるヤツが「チキンとくるみのペースト」?

ピリ辛のヤツが「野菜のピリ辛ペースト」?

ザラっとした下触りの白っぽいのが「エジプト豆のペースト」?

じゃぁ、このツナっぽいのは何だ!?


えーん、もう何がなんだかわからなくなってしまいました・・・。


それでもフカフカもっちりなトルコパンとの相性はグッド!!

ただ結構なボリュームだったので、これだけで結構お腹いっぱいになっちゃいそうです。




ヤクート


そっこーでビールも終了して、やっぱりここはトルコワインをただかなきゃね♪

それでも只今マネークライシスな酒リーマンは一番安いのを・・・。


ヤクートという赤ワインです。

そんなに強烈な個性があるわけじゃなくて飲みやすかった。




さぁさぁ、ワインもかっぱかっぱ飲んでエンジンかけて次いってみよーっ!!!

水餃子


じゃーんっ!!!でたーーー白い謎の物体(笑)!?じゃなくてヨーグルト!!

トルコ料理といえばヨーグルトを多用することでも有名ですね。


このまるで玉子の白身にみえるのがみんなヨーグルトなんですよ。

こちらはお店のおすすめでもある「トルコ風水餃子のヨーグルトがけ」!



水餃子


不思議でしょう・・・。

不思議なんですよ、お味も(笑)


つるんとした食感とヨーグルトの酸味。

なかなか温かいヨーグルトをいただく機会ってないもんですからねぇ。



水餃子


水餃子といってもこれはまるでラビオリですね。


そもそもトルコ料理がなぜ世界3大料理となったかというのを調べていくと

なんでも、その後の各料理の元になった、というか原型だからなんだそうですね。


歴史や文化的にもたしかに一度オスマン帝国が地中海に覇権を築いて、

東西のさまざまな文化が交流して、また散り散りになっていったわけですから。



人によってはトルコ料理は非常に日本人の口に合うのだとか。


一方で料理のできそこないみたいだ、なんていう人もいるようですが、

それはまさに今の料理の元になったというか源流だからこそですね。




さてさてウンチクはどうでもいいので、アレいきましょう!トルコといえばあれね!


シシケバブ


そうシシケバブです!!!

いえーーい!!!ダイナミックな登場感です!!



シシケバブ


串がささってた証拠にしっかりとダイヤの穴があいているでしょう?

やっぱりトルコ料理初心者としてはコレいっておかないとね!


トルコはイスラム教の国なんで豚肉は食べられなくて、牛も土地柄あんまり適してないらしく

お肉はもっぱら羊や鶏肉が多いのだとか。


これが逆に個性を強めることになったんですねー。


シシケバブ


では、さっそく・・・いっただきまーすっ!!!

うん、この噛みごたえと独特の風味。いいですねー!!

うーん、ワインがすすむねぇ~!!
やっぱりワインにはこうした赤見系のお肉が合う!!



ところでご存じの方も多いですが、ボクは仙台に4年ほど住んだことがありまして、
営業で山形県を走り回っておりました。
その山形県にさくらんぼで有名な寒河江市というのがあるんですが、
ここにチェリーランド というテーマパークがあるんですよ。

そのチェリーランドを歩いていると片言の山形弁で「ケバブ~うめぇいよぉ~」
というなんとも腰の抜けそうな奇妙な売り子男性の声がするのです。


声の主はトルコの方!?そう、

なんとそこでは屋台でケバブのハンバーガーが売られているのです。

たとえばこんなブログの方



これ懐かしいー!!

得意先までの道中だったので営業車を停めて昼飯替わりい食べたなぁ。

あ、そういえば、ボクの初トルコ料理はこのケバブだったんですねぇ。


なんでもさくらんぼの原産国がトルコなんで、この寒河江市は

トルコの町と姉妹都市になっているんですって。トルコ館なんてのもあります。


伸びるアイスもあるのですが、ここではJAがやっている手作りアイス が人気でしたね。




おっとかなり脇道にそれちゃいました。

京都にもどりましょう。


最後にいただいのがこちらです。


トマトと卵の煮込み


トマトと卵の煮込み!

まるでお好み焼きですね(笑)


サイトの写真 とだいぶ違う気がするんだけどなぁ。。



トマトと卵の煮込み


味わいはまさにトマトと卵を煮込んで固めた感じ。

塩味がベースになっているので結構あっさりといただけます。


しかしずーっと思っているんですが、何かに似てるんだなぁ、この味というか香り。

卵の香りってことなのかなぁ。


いまだにわからない。

ただ同行した後輩と納得したのは「これなら自分で作れるかもしれない(笑)」


いや、きっとそんなハズはないでしょう。



ともかく、このあたりでもうお腹いっぱい!

いやぁ、満喫でした、トルコ料理。



魔除け


お会計を終えると最後にはこんなトルコの魔除けをいただきました。
目玉みたいですね。


はじめてのトルコ料理。

酒リーマン的には味付けがすごく繊細なことに驚きました。

確かにこれなら最初のハードルは低いですね。


ただ一品一品のボリュームを考えると3~4人できて

いろいろ頼むのに適しているかもしれませんね。


女性同士のグループのお客さんも多かったですし。


このあたり次への課題かな。

お店のど真ん中に水たばこもあったので次回はぜひためいてみたいものです。


とにかく、ごちそうさま~!!


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トルコレストラン イスタンブールサライ

京都市中京区河原町三条上ル恵比須町534-28 松木ビル3F
075-213-2995
http://www3.kcn.ne.jp/~kaya-s/