【ふるさと便り】
母の日のカーネーションに比べて認知度の低い「父の日」(6月第3日曜日)のバラを定着させようと、鳥取県米子市淀江町でバラを生産する森田園芸が27日、市民らを招いてバラを摘んでもらう体験イベントを開いた。
同市などから8人が参加し、「ルーレット」や「ニューミラクル」「サンティアゴ」など20種類が栽培されている約1200平方メートルのハウスで、好みのバラを採花した。
摘んだ花を使ったフラワーアレンジメント教室も開かれ、参加者らは赤やピンク、黄色など色鮮やかな作品を仕上げていた。
参加した鳥取県大山町の中原喜代子さん(74)は「何種類ものバラを摘んだのは初めて。父の日には夫にバラを贈りたい」と話していた。
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