シン・ゴジラの感想。 | あ、ヒキガタリビトの部屋
シン・ゴジラの感想。

シン・ゴジラの感想。


WOWOWで以前放送し
録画したものを昨日ようやく見ました。

映画を
リアルなものにするか?
エンターテインメントにするか?

見る側は
基本的に後者なのだけど
作る側はどうだろう?

ちなみに僕はリアルを求める。

現実的に言えば
ゴジラの時点で非現実、
つまりエンターテインメント側になるのだけど。

僕は映画を見る時、
何かを得たいと思っている。

言葉だったり
表現だったり

僕もステージに立つ人間として
戦場は違えど
そんな意識でエンターテインメントを見たりする。

今回のシン・ゴジラ、
簡単にあらすじを言えば

海からゴジラが出てきて
日本には邪魔だから排除する。

…と言う内容。

スピード感、緊張感を魅せる為か?
人間の集中力は2時間しか持たないので
映画の内容を2時間以内に納める為か?
早口のシーンが目立った。
会話の意味、90パーセントは理解出来ないまま
ストーリーは続く。

映像は凄く綺麗だったし
迫力もあった。

ただ、
残虐性には欠けてるかな?
ゴジラがアレだけ暴れていれば
血まみれの人間の2〜300人は
最低でも作品内に残すべき。

人命第一を考える割には
その大切さ、
表現方法をを軽々しく表している気がした。

会議中の「以下中略」など気になったなぁ。

真剣なシーンなのだけど
アメリカ映画のような
どことなくふざけていると言うか
アホっぽいイメージもあった。

さっきの早口の話に戻すと
ソレに慣れている役者とそうでない役者、
言い換えれば
役者を活かした演技を監督が魅せられていなかった事が気になった。

音楽で分かりやすく例えると
演歌歌手にロックを歌わせているイメージ。

内容が面白いかどうか?
…の話で言えば
まず、早口で僕自身が会話を理解していない為
そういった場合、
映像のみで楽しむしか方法が無い。
僕の理解力が足りないのが悪いのだけど…。

先ほど書いた通り
映像面は凄く力を入れていると思う。

…で、
何だかんだ、最終的な感想を言うなら…


石原さとみは可愛い。

…である。

映画の内容よりも
石原さとみの可愛さの方が勝ってしまった。

最初から最後まで
その印象。

映画の評価なんてした事ないけど
最高を★5つで言うとすると
僕のシン・ゴジラの評価は…


★★


…かな?

まぁ、
好みの話なので…。

制作費にいくらかけたかなんて
そんなの知ったこっちゃない。

笑ったか?
泣いたか?
つまり、僕の感情はその後動いたか?

僕の心は動かなかった。

この★★の評価は
役者や制作側の努力ポイント。
内容で言えばゼロです。

あー、
気になった言葉が一つ。

ありがとう…と言う言葉に対して

仕事でやっているので
その言葉はいらない

…みたいなシーンがあった。

人命第一を考える映画にしては
あまりにも機械的で
面白くない言葉選びだと感じた。

以上。


ロックンロール!