型を持つから 型を持つ者同士がいがみ合う
型を持たなければ 敵もいない
これは1970年代に映画「燃えよドラゴン」を世界的にヒットさせたブルース・リーの言葉だ。
俳優であり武術家だった彼は独特の哲学を持っていた。
リーに憧れ空手の道に入った若者は多かったが、既に空手部だった当時の野人も同じ考え方をしていた。
影響を受けたが、憧れたのではなく思考が似ていた。
違いは・・
リーは肉体を極限まで鍛えたが、野人はいつも通り、鍛えずとも生を終えるまで使える省エネ空手を目指した。
狩りだけでなく暮らしに使えて役立てればそれでよいのだ。
水流護身術、暮らしカル~セミナーも同じようなもの。
その中で大切なことは「敵を作らない」ことだ。
争いや戦争は主張が反する人と人とがいがみ合い、殴り合い、殺し合う。
憎しみは苦しみを生み、やがて悲しみを招く。
巻き込まれた人々はたまったものではなく、平穏な暮らしをも破壊されてしまう。
国土は荒れ果て、難民問題はいまだに続いている。
豊かな大地で豊かに暮らしたいのは大勢の願い。
主張を通そうとすれば争いが起き、認めれば争いは起きない。
人の心は皆異なるのだから本来は違うのが当然。
型は器であり時代と共に変わるもの。
残る型もあれば消え行く型もある。
型を持たなければ争いも起きない。
志は 型でもなく 心そのものでもない
希望は 進みたい道であり 道は幾つもある
回り道もまた 景色が違って楽しいもの
難しく考えることなどないのだ。
自分とは違うものとして相手を認めれば済む。
型は自らを縛るだけ。
強い思いもこだわりも、常識という型も同じ。
型を持たないほど自由なことはなく、
思考は無限大に広がる。
ブルース・リーの哲学
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野人流対人関係の法則