野人エッセイすとエッセイすⅡを発行した浜松の「ナビ」から、あの男がまたやって来た。
雑誌「野人の証明」の校正を持参、不足写真の撮影もしたいようだ。
昨年12月と同じ会話がまた繰り返された。
「ほんとに作るの? やめたら?」
「作りますよ ホントに」
やる気満々ではないか・・・
来月と言うがアテにはならん、半年先かもしれんな。
丁度東京からやって来た読者夫妻が収穫体験ランチ、カメラ持ってついて来た。
この男は「ひよこちゃん」が大のお気に入りで大絶賛
野人の証明が売れたら次ぎはヒヨコを主役に「野人の証明Ⅱ」を発行したいと言う。
あくまで・・売れたら・・の話だが。
ヒヨ子はよいのだが、両親は複雑な気持ちだろうな。
嬉しいような悲しいような、嫁入りも遠のくかもしれんし。
弓持って猪がり、モリ持ってタコ・・
ナイフ持って解体・・腰も縁談もひけるかも。
たしかに中学生の女の子がやってのければ話題になるだろう。
テレビで受けた「獲ったぞ~~!」の世界をはるかに上回る。
数日後、ひよ母がやって来たので一応聞いて見た。
「困るう 遠のく~」と言いながらも
嬉しそうだったな、笑顔で・・
ひよ子・・しごくか、一丁前の野人、いや野女に。
あの男・・喜ぶだろうな
ついでに「野人原人塾」で理の思考回路もお特訓するか、ひよこは原人がお気に入りだし。
それで簡単に東大か京大でも受かれば話は面白くなる。護身用に自作ヌンチャクでも持って通学したらさらに面白い、腰に猪の燻製でもぶらさげて・・
そうするか・・・
野人の証明 撮影完了