野人エッセイすⅡ出版の話があった頃、もう一冊出版の話があった。
12年間「エッセイ野人の食卓」を連載した三重のタウン誌「凪」の月兎舎が「野人の食卓」を本にしたいと言う。
数年前から話はあったのだが、放置していたら年明けに連絡があり、しばらくしてビレッジまで編集長が原稿を持参して来た。
それから数カ月、4月か5月か忘れたが・・
「原稿・・チェックしてくれた?」
チェックどころか開封もしてないので・・
「封筒の表紙は見た・・」としか答えようがない。
野人エッセイすの時も同じで中は見ていない。
ショックを受けて業を煮やした代表と編集長がやって来て・・
「もうチェックはいいから、黙って聞いていて!」と喋りはじめた。
これもまた野人エッセイすと同じだな。
野人・・言われた通り黙って聞いていた。
タイトルの変更や表現の一部変更、編集など好きにやればよい。
うなずく首の運動だけで楽チン、まったく異議はない。
零細企業ゆえ、これまで写真集などの個人の自費出版は扱ったが、自社出版は広告主が付いて販売部数の多い飲食のガイドブックだけ、読み切り単行本の自社出版は初めてだと言う。
通常、自費出版やこのような本は採算がとれない。
「何で・・?」と聞くと
「連載も一番長く、読者も多いし内容が面白く年月が経っても色褪せない、どうしても本にして残したい、それに恩義もある」と言う。
恩義と言うのは貧乏出版社ゆえに途中から何年間もタダで原稿書いていたことで、換算すれば数十万になるらしいが、そんなことは気にしなくともよい。
このブログのペースからすれば年に4回など微々たるものではないか。
連載した原稿5万7千文字では足りず、不足分は野人ブログの中の、海の食卓、山の食卓、畑の食卓の記事を編集した。
雑誌の規定1200字と違って長いのも短いのも、テーマが雑誌と重複するものもあるから編集が必要だ。
雑誌からほぼ原文のままブログに引用したのは「生きるのに必要なだけ食べた日々」など2編だけ、記事の所有はすべて月兎舎だ。
「野人エッセイす」との違いは、理論実用書に対して頭を使わず楽しく読める食材に関する体験エッセイ集、つまり、文学的な・・
「野人エッセイしゅう」・・だな。
野人ブログにもお気に入りがたくさんあって200ページに絞るのに苦労したらしい。
雑誌でも必ず担当のイラストレーターが面白いイラストを載せていた。
今回もイラストが盛りだくさんで読みやすい本になりそうだ。
三重県内の契約書店の他、自社とマリンビレッジで販売する。
こちらも野人エッセイすⅡ同様、順調に行けば春には出ていたはずだな。
出版日は8月か9月か忘れたが、マリンビレッジで出版記念パーティーをやるらしい。
順調に売れたら・・
次ぎは絵本シリーズを出すと言う。
一見難しい理論ブログだが、「銀杏の知恵」や「キャベツと青虫」など絵本になる話はたくさんある。
売れるかな・・・野人の食育
誰も買わないと 子供の絵本 世に出ない
最後の原稿を書き終える
http://ameblo.jp/muu8/entry-11156776526.html
と言う意味らしい
雑誌社にしてはお笑いセンスがあるな・・と
思ったら 野人だった 覚えてない
原稿の締め切り また忘れる
http://ameblo.jp/muu8/entry-10693730633.html
連載エッセイ「野人の食卓」9年目
http://ameblo.jp/muu8/entry-10194094718.html
お笑い劇場 母と 野人の食卓と 野人エッセイす
http://ameblo.jp/muu8/entry-11014827733.html
NAGI 月兎舎
追記
金曜日、野人エッセイすⅡの打ち合わせして原人を駅まで送った後、野人の食卓の打ち合わせが待っていた。出版は8月1日だと言う。
表紙と本文のイラストやイメージ写真をどっさり持参・・
この日、3冊分の話をしたが、うんうん・・うなずいていただけだから、どれがどれだかよくわからん。
明日になればまったく覚えてないだろう。