汗臭さ、口臭、ワキガ、足の臭いなど、何故発生するのかその理由は古い読者は理解しているだろうが、毎日新しい読者が増えている。
臭いや病の悩み、質問は相変わらず後を絶たない。
個々の道理はこれまでの記事に詳しく書いてあるが、今回は洗剤で「清潔を保てない理由」をその視点に絞ってわかりやすくまとめた。
洗剤を体に使う第一の理由は「清潔」にしたいからであり、明確な目的があるからだ。
清潔とはバイ菌の増殖を抑え、悪臭を消すことであり、その為にシャワーや入浴、洗剤で流すことは世界の常識になった。
野人は、そんなもので目的は果たせないし、むしろ病気や不調の元になると説いてきた。
それには自然界、生き物、動植物の表皮の仕組みを理解することから始まり、知らずしてその判断など出来るはずもない。
判断と思っているのは、聞いて読んで知った「言葉」の鵜呑みや習慣であり、物理的な道理で自ら判断したものではない。
生命や食に関する常識の大半はそれに当たり、「何故」の視点が欠けている。
何故清潔を保てないか・・
「常在菌がそれらの問題を解決する」と一言で片づければ簡単だが、理ではなくまとめた言葉に過ぎない。
道理で示すなら・・
表皮でバランスを保つ常在菌を一掃すれば無菌状態、風邪のウィルスや水虫菌、雑菌バイ菌が喜んで自由に繁殖する。
微生物不在で汗に含まれる有機物の掃除分解も出来なくなり腐敗する。
草が生い茂った場所に種を蒔いても発芽しにくいのと同じだな。
洗剤で洗い流すことは田畑を耕してリセットするのと同じこと。
仕組みが元に戻るのに表土は数年、体皮は3日ほど要する。
続く・・
次回 何故、菌の増殖や腐敗が一気に加速するか・・
おかしな無菌除菌時代
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