生き物は食べられそうなものはすべて口にする。
食べられるか食べられないか、お腹壊すか壊さないかを判断して駄目なら吐き出す。
地球上のすべての動物はそうして生き抜いてきた。
必ずしも目の前に最適の食べ物がぶら下がっているわけではない。
成長まで時間がかかる哺乳類の子は親に教えられながらもそうして食べ物を見分ける。
人間の赤ちゃんも例外ではなく、片端から口に入れて自らも確かめようとするのが本能。
地上の細菌だらけの食べ物を求める動物は大量の唾液を流すが赤ちゃんも例外ではない。
動物の本能には「拾って食べてはいけない 洗わなければ食べられない」などは入っていない。
唾液には消化粘膜の修復酵素が含まれ、口内から胃腸や肛門までカバーしている。
歯磨き粉などの洗剤で粘膜からの唾液を阻害、本来の修復治癒力を捨て去るのは人間しかいない。
数万年、数億年も進化して来た生命の仕組みは今が完全であり、状況に応じてさらに進化を続ける。
同じ種でもその環境に順応して主食も移り変わる、人間も例外ではない。
猿も熊も同じで、選択した道によっては衰退、絶滅の危機にも追い込まれる。
人はそこから学べば良いのだ。
地球上の動物すべてに備わり、神の恵みとも言えるほどの高度な防衛機能、治癒力を捨て去るほど愚かな事はない。
その道理を知らずして自然治癒力に期待するのもおかしい。
治癒力を失ったから具合が悪くなったのであり、自然治癒力の「自然」とは何かを、言葉ではなく仕組みを、改めて学び直した方が良い。
自然とは人の思いに関係なくすべてが森羅万象の物理で成り立ち、人間もまた自然界の一部。
口内、胃腸などの消化器系の不調、ガンなどの難病などは未だに原因もわからず特効薬もない。
それが当たり前と言えば当たり前であり、原因がなければ症状が出るはずもなく治療の必要もない。
動物本来の仕組みに従えばこれらの問題は激減するはずだ。
続く・・
自然治癒力 その道理1
http://ameblo.jp/muu8/entry-10926651853.html
自然治癒力 その道理2
http://ameblo.jp/muu8/entry-10927837384.html
自然治癒力が発揮される条件
http://ameblo.jp/muu8/entry-10221576187.html