自給自足の磯ランチを終えると、むー農園収穫ランチを終えた２人の講習が待っていた。
２人とも野人ブログを読み始めたのは１か月前、「ブルースリーの哲学」辺りかららしい。
医師と薬剤師の夫婦で、希望はジャンルを問わず「何でも」だ。
パパは空手を少しかじったようなので講習は「手首と指先の力学」から入り、地球の歴史、動植物の歴史を遡り、その本質から「生命の仕組み」について話した。
むー農園の野菜の味に感激、生命の聖域である大地の仕組みも理解したようだ。
数億年かけて培われた動物の防衛システムを破壊する入浴剤や歯磨き粉、大地の仕組みを破壊する耕起や肥料や薬剤、どちらも同じようなものなのだ。
２人とも植物、特に薬草に関心が深く、植物の仕組みについても詳しく話した。
薬と言う字に草冠が付いているように、薬剤も健康食品も植物から抽出した成分が大半だ。
それらは自然界にはそのままの形で存在せず、本来は必要ないもの。
しかし時と場合においては医療には不可欠。
過大な成分の評価が今の医学や栄養学、健康産業の中心になってしまった。
成分重視が、健康問題、環境問題など生態に関するあらゆる歪を引き起こしたと言える。
２時間の講習は４時間にも及んだが、医師と薬剤師に健康セミナーやったのは初めてだな・・・
翌日もまた野人は海へ。
子供達の為にタコ２匹、スタッフの為に１匹、むーさんの食卓に１匹、４匹の殺生をしてしまった。
ごめんね・・
南無・・阿弥ダコ・・
タコだ！ タコ・・
人も野菜も薬を必要とする時代１
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当たり前の○×理論
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