マリンビレッジには毎日のようにエコ・エイ達とアイガモ夫婦のカ~とモ~がやって来る。
お客様は大人子供を問わず大喜び、野人もスタッフも「じい~~~」っと眺めていることが多い。
それぞれの動きが面白く退屈しないのだ。
カーとモーは呼んでもろくろく返事しないが、水が欲しそうに下で「じ~~~」としていればつい水を流したくなってしまう。
8年か10年くらい前にアイガモ農法でお役御免、食われるところを引き取り、野外で飼っていたのだが、勝手に住み着いたタヌキに追われて脱走した。
たまにご飯食べに帰宅していたが、今では完全自給自足で生きている。
海水が満ちて来る汽水域なので真水だけは頼りにしているようだ。
観察していればよくわかるが、エサは小魚の他に泥の中をくちばしでかき回しながら小さなカニを食べている。
逆立ちして食う格好が何ともおかしい。
他に釣り客が帰りキスをさばき始めると、必ずやって来て「エコ・エイ」軍団と争奪戦になる。
5キロを超えるエイが上陸舟艇のように浜にド~ンと乗り上げて食べる様子は迫力があり、カモもビビって逃げる。
今のところ天敵はいないが、原人だけが食いたそうな顔して狙っているので、保護者のいくちゃんは警戒している。
秘技 カモの一点倒立
返事しない カモ・・