干し柿の首飾り | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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毎年恒例の野人の首飾り。

やりたくなくても・・ついやってしまう。

何かしないと面白くないのだ。

これは生干しのジューシーな干し柿で、早く食べないとカビが生える。

買って来たわけでもなく、もらったのでも拾ったのでもない。

詳しく言えば忘れ去られていた干し柿なのだが腐ってもいない。

沿道のミカン直売店に寄ると、おばちゃんが・・

「この人この人~~!」と指を指してきた。

指名手配犯じゃあるまいし、身に覚えもない。

そのおばちゃんが(野人より若いかもしれん・・)この首飾りをプレゼントしてくれたのだ。

何だかわからんが、得した気分でいたら、以前に野人が買って忘れたものだった・・・

つまり・・お金だけ払って受け取らずに帰ったと言うことだ。

厳密に言うと、11月に原人と寄った時、ほしがきをほしがったので買ってやったものだ。

マリンビレッジに帰ってからも干し柿は見かけず、てっきり原人が一人で食っちゃったものと思っていた。

一個ぐらいは食いたかったのだが、原人一人で食い尽すほど干し柿が好きなのだろうとあきらめていた。

忘れて帰った柿は先に売られ、新しい柿なのだが、こうして帰って来た以上、野人一人で食い尽すしかない。

年末から干し柿ばかり食っていたので食傷気味だがまあいいだろう。