赤足海老のかぶりつき | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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20㎝以上はある
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赤足海老は車海老の仲間で、足が赤いことからそう呼ばれている。

学名は「クマエビ」だが、漁協関係者では単にアカアシと呼ばれている。

この赤足海老は知る人ぞ知る美味なる海老で、正直言うと車海老よりは美味しい。

ただ車海老のほうが見た目も派手で、流通量も多く知名度も高いから重宝されている。

下関のフグ、明石のタコなど知名度で価格が跳ね上がるのと似たようなものだ。

鳥羽ではたまに天然の車エビに混じりこのアカアシが少量揚がる。

友人の仲買人からすぐに連絡があり、野人は喜び勇んですぐに市場に参上する。

スズキやタコやクロダイなど仕入れたついでに活きたまま頂いてくる。

価格は・・内緒だがコイン一枚程度だな。

これはマリンビレッジでたまたまお客様に出したものだが、食べたほうは満面の笑みだ。

必ずしも自分一人でこっそりと食うとは限らない。

魚貝類は見た目で判断するものではないが・・

見た目で判断する人が多いおかげで野人はいつも美味しい思いをしている。



ムー作詞作曲 海老の唄・・が 登場する(コメント欄)

2008年11月

天然車海老と「赤足海老」の違い

http://ameblo.jp/muu8/entry-10160435316.html

赤足海老の踊り食い

http://ameblo.jp/muu8/entry-10160655159.html