野人の懺悔 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

猿ではないから反省などはしたことがないが、少しだけ懺悔したい。

長々とオーガニック理論の間違いを明確に正してきたがやはり少し胸が痛む。

友人にも読者にも有機に携わる人は大勢いるのだ。

これまではやや遠慮気味に説き続けて来たが、あらためてオーガニックを調べ、矛盾だらけの理論を綺麗な言葉で飾り、人を巻き込む手法に憤りを感じたのだ。

自然界の基本的仕組みを知らず、自然循環、生態系を尊重などと言う言葉が堂々と使えるものなのか、オーガニックだけでなくこれらの言葉は他の農法、あらゆる商品にも節操なく使われている。

それはわかってはいたが、今回ははっきりと言わせていただいた。

今のところは一件の苦情も反論もない。

野菜を食料として必要とする今はまだ、化学肥料も有機肥料もやむを得ないだろう。

しかしやり方として間違っていることには変りなく、修正は地球に生きる人類としての義務とも言える。

環境と健康を大切に考える人から広めるしかない。

疑うことなく有機をやっている人もあらためて、そこに森羅万象に背かない理があるのか、読んだからではなく自らそれを判断出来るのか、考えてもらいたいと願っている。

野人はオーガニックも含め農業書や健康雑誌本に書いてあることを「根拠」を持って間違いだと判断している。

農学ではなく物理的な根拠をもって「正しい」と言ってくる人を待っている。

以前の記事で、現存の農業書は一冊も役には立たないとまで言い切った。

農業数千年の歴史と世界の常識と農業関係者すべてを相手にしているようなものだが、数年後には必ずこれを覆す意思と道理を持っている。

3年を費やして基本的な実験は終わり、その通りの結果も出た。

あとは世界への波及と科学的な立証だけだ。

立証は時間がかかるだろうが農法は既に実績を上げ波及しつつある。

お金も手間もかからず農薬も必要とせず「農業」として成り立ち、環境は汚染されず健康効果は即効性、味が抜群なら波及しないはずはない。

今日からしばらくはまた無口な野人に戻るとするか・・・