そのような記事をニュースで見たが、最大の原因は杉や檜が増えたことで、他にも、近代化による環境の変化も関係あると締めくくっている。
これでは悪いのは杉と檜の花粉で、他はまあたいした原因ではないと言っているようなものだ。
花粉は直接の原因かもしれないが、最大の原因と言い切れるだろうか。
杉は太古の昔からあった。
人が大量に植林する前、庭の大木の杉花粉に毎日まみれて育った人はさぞかし困ったことだろう。
日本人の4人に一人が花粉症だと言うが、3人は何ともない。
急に発症する人もいれば急に完治する人もいる。
野人も何人かはいとも簡単に完治させた。
そんなものはたいして難しくもないが、人はおかしな原因の追及の仕方をするようだ。
花粉症を花粉のせいにしてはあまりにも花粉が可哀そうだ。
花粉はちっとも悪くないし、野人は杉であろうが何であろうが花粉が嫌いではない。
「健康な人ほど花粉症になりにくい」のが当たり前ではないか、ばかばかしい。
抗体がどうのと発祥の仕組みを詳しく解説していたが、単に人間の正常な代謝がおかしくなっただけのことだ。
発祥の仕組みは間違ってはいないが、原因の究明とはほど遠い。