大型メバルで大漁節 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

30匹は・・いるな

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雨を避けながら・・ 防寒着で
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古い友人の横山やすし・・ まあデカイ
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無人島も 寒々・・ 船もいない
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16日の金曜日は今年の初釣りだった。

キスのシーズンはGWからだが、20年以上の付き合いの友人の病院長のチャーターだ。

「雨だし・・寒いからやめとこ」と言ったのだが、根性で釣りたいと言ってきかない。

何しろ釣りは5年ぶりくらいで飢えているので仕方ないだろう。

鳥羽国際ホテルの桟橋まで20分で船を回航、冷たい雨の中1時~夕方までの釣りだ。

こんな日に釣りに出るバカはいなくて釣り船の影すら見当たらなかった。

まあ屋根付きトイレ付きの大型船だから問題なくやれる。

手がかじかんで「帰ろ・・」と言いだすまでやったが、釣果は大型メバルの大漁だった。

国際ホテルで若き日の野人が大型クルーザーの船長をやっていた頃、年数回は利用していた。

警察の検視医も兼ねる優秀な外科医だが、人間は上手でも魚さばきはからっきし駄目だ。

いつものように一緒に夕食、メバルは友人の和食料理長が超が付く美味な煮付けと唐揚げで出してくれた。

このメバルと野人が持ち込んだ農園のサラダが主食で、アワビ、伊勢海老、フグの造りは脇役に回った。

20年以上前だったか、12月にこの先生とホテルで忘年会のメニューを立てた。

メニューはアマダイの兜焼きと造りに、モンゴイカの刺身と天ぷら、それにメバルの煮付だった。

寒いから3時間のチャーターで、この食材の確保を確約した。

半信半疑だったようだが、時間内で大型アマダイ4匹、モンゴイカ5匹、大型メバル人数分を釣り上げて帰港した時の感激が大きかったようで、いまだにその話をしていた。

野人にとって釣りは食う為の手段で地球物理学のようなものだ。

大好きなマダイやカワハギも数百枚は釣っているだろう。

久しぶりに美味しいメバルの煮付を食べさせてもらった。

メバルは今が一番脂がのって美味しい季節で碗には脂が浮いていた。

持ち込んだ生野菜は衝撃的だったようで、翌日はムー農園に来ることになった。


メインディッシュ  身が欠けてるのは野人が食った跡・・
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おまけの黒アワビ肝醤油
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おまけの伊勢エビ  味噌汁が旨かった
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手づくり豆腐 こりゃあ旨かった
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