あんこう吊るし切り円月殺風景 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

あ~~ 本日は・・晴天なり~

本日は・・・あんこうの吊るし切りを披露する。

つるし切りは掴みどころのないあんこう独特のさばき方で、各部位をそぎ落として解体する。

剣法においては、切ったあとは残心・・

包丁においては、切ったあとは満腹・・昼寝

寝ムー理狂四朗の秘技「円月殺風景」・・とくとご覧あれ。


たまたま居合わせた牡蠣食べ放題のお客様も

初めて見るあんこうに敬意を表して あんこうのポーズ!!

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まずヒレを切り落とす
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皮を剥ぐと・・ 因幡の白あんこう 貴重な内臓も腑分け
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あっらああ~ロミオとダイエット! 身はこれから・・
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円月殺風景   無残・・  これも食う 唇は旨い
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身にヒレに背骨にアバラに 肝に胃に大腸小腸・・盲腸

皮にちょうちんに・・エラまで食う
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胃袋と肝とちょうちん~
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チョウの・・チンちゃん
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アンコウは捨てるところがほとんどない。

骨は軟骨だからその気になればバリバリ食える。

身付きのままダシをとっても肉質はしっかりして、骨はさらに柔らかくなる。

捨てるのは胃と腸の内容物くらいだが、胃は空っぽだったから捨てたのは腸内のウンチ・・だけだった。

「円月殺法」のうんちくはこれくらいにして、次回はその味と食感のウンチ・・クを語ろう。

その次は、期待感で長~いヨダレを垂らしながら見ていた野良のタマが、ウンチしか残ってないことを知ってウンと落胆した表情を、リアルな画像で紹介する。

いつもなら必ずおこぼれにありつけるのだが、円月殺風景は非情だ。