今日の釣果 イサキとキス | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

40cm近いイサキ マダイ 上はカイワリ

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豪勢な刺身と天ぷら
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今日の~仕事は辛かった~・・と言う歌が昔流行ったが、帰ったのは夜の九時半だった。昼はキス釣りと天ぷら、夜もまたキス釣りと団体パーティが入っていた。最初の客は古くからの知人で、朝5時に出航、大型イサキを釣り8時に帰港、11時から再びキス釣りと天ぷらで二回出航した。キスも大漁で、当然昼食は豪勢なものになった。刺身はキスの他にアジ、イサキ、ヒラアジなどで、イサキも今が一番旨いが人気があったのは「カイワリ」と呼ばれるヒラアジだった。同じ仲間のシマアジは、魚の王様のタイに対して「魚の女王」と呼ばれるくらい旨い魚だ。当然ヒラアジの仲間は独特の歯ざわりと味で美味しい。

入れ替わりに2時から地元の病院長の団体が夕食のキス釣り。これがまたイヤと言うほど釣って来てさばくのが大変で腰が痛くなった。野人が船長をやったのは11時の便だけだが、今日は遅くまでレストランの仕事に追われた。野人は、寝て食って畑で遊んでブログかいているばかりではない。

よく来る院長は食い道楽で、酒の他に「シカ肉」も持ち込み自ら焼肉用に調理していた。野人秘蔵の「活きたヨシエビ」を数匹あげたらその味に大感激、イケスばかり覗くので、「食いたければもっとあげる」と言うと大喜びでまな板に向かい海老の皮を剥いていた。さんざんキスの天ぷらと鹿焼肉を食べ、さらにカレーまで食ってご機嫌大満足でお帰りになられた。