毛はまた昇る ハゲよさらば | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは

世界的文豪、ウェイ家のヘミングちゃんもそう言っていた。

陽も毛も・・また昇る、どんな人の頭にも。

谷村新二もきっとそう言いたかったのだろう。


陽は昇るべくして昇り、毛は生えるべくして生えている、頭にも脇にもアソコにも。

宇宙に永遠はなく、太陽もいつかは燃え尽きて消滅する。

頭の毛も同じだ。

寿命と足並みを揃えてくれれば良いのだが、消滅があまりにも早過ぎる。


子供の頃はそうでもなかった。

白髪と禿げるのは晩年と相場が決まっていたのだ。

しかし近年は異常なほど多い。

何故若くしてそのようになってしまうのか、仕方ないとあきらめるのか。


寿命はともかく体は健康なのに「毛」だけが先にハラハラと逝くことなど明らかにおかしい。

体質や多少の遺伝くらいは影響するかもしれないがここ数十年で加速している。

そしてかってないほど育毛業界が脚光を浴びている。

見た目はわからなくても抜け毛に自分で気付いている人のほうが圧倒的に多いのではないだろうか。


病気や、偶然でなければ余計な事をしたのが原因なのだから考えてみればわかることだ。

余計な事はそう多くはないはず。

ここ数十年で何が変わったか、比べてみれば見えてくるはずだ。

そこをあらためずにいくら治療をしても一時的にはともかく無駄なことになる。

水漏れを塞がず水を注ぐようなものだ。


頭皮の掃除は人がやるものではなく微生物の担当だ。

自然界の毛のある動物はみなそうなっている。

好きでやるものをとやかく言うつもりはないが、これが一番楽な方法なのだ。


火傷にも同じことが言えるが重症でない限り皮膚は必ず再生する。

再生すれば必ず機能を正常に保つ。

自然とも思えない大量の抜け毛や白髪は、それまでが何処か間違っているという警告なのだ。


数ヶ月間、頭を洗剤で洗うのを止めてみれば簡単に結果がわかると思うのだが。手間もかからず安上がりだ。

トライした人の報告を待っている。

昨日のビアさんの記事を読めばわかるが、寝たきりで月に数回の水洗いだけでも頭は何ともないのだ。

シャンプーなどは必要としない。


毛はまた昇る、どんな人の頭にも・・・


そう信じて頭を激励しながらやったほうが体の細胞も頑張るはずだ。

人体の全ての細胞は気の流れが司っている。