最近、私を睡眠不足にしているのは、ベッドサイドに置いている
「三国志」の文庫本。

もともと、好きな世界ではあったのですが
映画「レッドクリフ」を見に行ってから、無性にもう一度
読み返してみたくなり、ちょっと足を踏み入れたら
どーーーーんとはまりました。笑

遡ると、三国志歴はけっこう長いです。

「これ、おもしろいから読んでごらん。」
と、ムツさんが吉川英治さんの「三国志」を揃えてくれたのは
小学校5年の時でした。
分厚いし、いっぱいあるし、字は小さいし・・
ほんとにおもしろいの?って思いながら、あの時も
読み始めたらノンストップでした。

今回は、北方謙三さんバージョンで読んでいるのですが
また、違った視点から描かれていて、おもしろいです。

豪快な英雄たち。
義を大切に、信念をつらぬき通し、生きる男の人たち。
そして、中国の広~い大地や、山、川・・
読んでいると、頭の中に風景が広がります。


で、なんとも印象的なのは、中に出てくる馬たちです。馬

この時代、ほんとに馬が活躍したんですよね。
名馬なしには、強い国はなかった、といえるくらいだと思います。

一日に60キロの距離を何日も駆けられる調練をした、とか。
呂布の赤兎は、名馬中の名馬で、どの馬も絶対に
ついてはこれなかった、とか。

5000頭の馬を集めた騎馬隊なんて、考えただけでも
ドキドキしてきます。
北の方に馬の産地があったのなら、きっと道産子に
ちょっと近いような体型だったのかも?

私の、妄想はどんどんふくらみ、世が世なら
ムツ牧場の馬たちも、劉備の騎馬隊にスカウトされたかも?
ツンちゃんと高橋ちゃんは、3000頭の馬をひきつれて
原野を駆けて馬を曹操に売りにいってたかも?笑
歴史に残る名馬も出てたかも?などと
ほんとに、果てしないです。にひひ
(第一ここ、中国じゃないのに。笑)

でも、うちの優しい顔した馬たちを見ていると
「矢の雨が飛んでくるような中を走らなきゃいけない
時代に生まれなくて、ほんとに良かったね、みんな。」って
心から思ったりもします。

ムツゴロウ動物王国のブログ-世が世なら

実は、小学校時代に出会ってから、諸葛孔明ファンです。
レッドクリフでは、その孔明を、これまた大好きな
金城武さんが演じてくれているので、ますます
嬉しくなっちゃいました。音譜

4月にパート2が公開されるのが楽しみ。
早く見たいなぁ。

 津山明日美