工事区分(A工事・B工事・C工事) | Kuro's UP

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デザイン基地社長の趣味ブログ。
趣味のバイクの事を中心に仕事・ラーメン・スプラトゥーンなど好き勝手に書いています。

こんばんは。
先月後半からは制作施工をしている事が多く
特にシートを貼っていることが増えています。

さて、今回は工事区分について。
新築の商業施設やテナントビルに店舗を出す際
A・B・Cと大きく分けて3つの工事区分があります。
この工事の内容でかかるコストも大きく変わるので簡単にご説明。

A工事
貸主(オーナー)側の工事。
建物自体、共有部分の工事になります。
テナント部分までの配線や配管工事などもここに含まれます。
建物側で用意するテナント看板や誘導サインもここに入ります。
(※費用負担は貸主・所有権も貸主です。)

B工事
借主(テナント)側が貸主(オーナー)側に依頼して
行ってもらう工事。
テナント部分の電気・空調・配管工事など。
(※費用負担は借主、所有権は貸主になる事が多い。)

C工事
借主側で行う工事。
内装工事、エアコン、電気スイッチなど。
看板工事もここに入ります。
(※費用負担は借主、所有権は借主ですが状況によります。)

A工事・B工事は貸主(オーナー)側の業者が行う工事
C工事は借主(テナント)側の業者が行う工事です。

この工事区分ですが、オーナーの意向や施工会社によって
変わってくるので契約前に確認をしておき
ある程度の価格は把握しておいた方が良いかと思います。

またC工事の業者を早めに決めて、打合せに同行してもらうのも
良い方法かと思います。

看板の場合、基本的にC工事になるのですが
テナント看板や誘導看板のデザインと店舗のデザインを統一する場合
A工事のスケジュールに合わせデザインを作成する必要があります。