一心金子(飯田橋)/大かき揚げ天丼 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

もういくつ寝るとお正月。


今年はいつも以上に寒さが厳しい。


地球の温暖化がもっと進んでほしいとさえ思える。


日本橋の「金子半之助」の姉妹店「一心金子」さん。


店内満席。ウェイティングボードに氏名を書く。


ディーン・フジオカ1名。


先客は5人なのだが30分待っても案内されない。


「ディーン様お待たせしました」と案内されようやく謎が解決。


ウィルス対策で通常の半分の席数で営業していた。


まっ、しょうがないよね。


前回は海老天丼をいただいたが6尾の海老天にはさすがに辟易したので、大かき揚げ天丼に味噌汁・玉子天麩羅を付けて注文。


カウンター席は職人の舞台を眺められる特等席。


明治の昔、初代金子留次郎が浅草で天ぷらのプロ料理職人集団で、要請があれば飲食店に職人を送り込む「一心会」を作り現在に至っている。


今でいう人材派遣業のようなものだが、三代目が代表に就いたのを機会に一心会の職人を使った直営店を開店したのがこのお店。


黒豆茶を飲みながら職人の技を観察。


ほどなく揚げたての天丼の出来上がり。


きちんと帽子を被った正装姿で登場。


●大かき揚げ天丼+玉子・味噌汁(1,120円)


丼を覆いつくす大かき揚げ。


それではいただきます割り箸


酢生姜と刻み沢庵。


お椀はあさりの味噌汁。


しじみと違い身も食べられる。


海苔は下半身だけ衣を纏ってパリッと香ばしい。


芝海老、イカの魚介類に舞茸、カボチャ、いんげん、茄子などの野菜類が集結した大かき揚げ。


サクッとこうばしく濃い目のタレがごはんは合う。


玉子天麩羅はご飯の上に移動。


秘技・玉子天崩し


キミのおかげで全体がマイルドになったばかりか、コクも加わりまさに至福の味。


定番の「金子の天丼」がメニューから姿を消した今、次回も「大かき揚げ天丼」で決りだ。


美味しい食事をいただき感謝を込めて

「ごちそうさま!」。


【お店】  
・一心 金子
・東京都千代田区富士見2-7-2 プラーノモール 1F
http://kaneko-hannosuke.com/