ばーぐ(鶴見)/ ハムカツ定食 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

洋食の中でもフライやカツの揚げ物はバリエーションも多く一般の家庭でも人気がある。


とんかつ、海老フライ、クリームコロッケなど子供たちも大好き。


お誕生日パーティでも立派な主役だ。


それに引き換え、同じ揚げ物でもコロッケとかハムカツ辺りは何となく日陰者というか貧乏臭さが漂う。


華やかなパーティなんか全く縁がなく、子供たちには見向きもされず、ひとりで食べる4畳半のアパートのちゃぶ台が似合う。


でもね、それでも食べたくなる不思議な魅力があるのも事実なんだ。


京浜東北線で向かったのは横浜の鶴見。


高架下の洋食屋「レストランばーぐ」さん。


日替わりランチやオムライスも人気メニューだが、ここの名物はハムカツ。


店内の雰囲気は洋食屋と言うより地元密着の定食屋さん。


店内超満員で相席にて座席確保。


ハムカツ定食を注文。


いろんなテレビやグルメ雑誌にも頻繁に取り上げられる店なので、食べタレを始め芸能人のサインもズラリ。


ショーケースの中はロースハムがぎっしり詰まっている。


きたなシュランにも認定(笑)

ということで、とりあえずビール。


●ハムカツ定食(800円)


人気の秘密はこのボリューム。


厚さは約5cm。


親指と人差し指で大体5cmってこれぐらいかなと示してみてください。


そう、そのその厚さですよ。


それではいただきます割り箸


ライスは150g、中盛り650g、大盛り1㎏。


これを知らないで迂闊に大盛りとでも言おうものなら大変な事態になる。


150gというとお茶碗に軽く1杯だけど、提供されたごはんは200gは軽く超えている。


ごはんに合う濃い目の味噌汁。

サラダと茹でモヤシ。


豚肉が高価だった時代、お肉の代用品として生まれたハムカツだが、とんかつにない魅力もある。


細かいパン粉のサクッとした衣と弾力のあるロースハム。


噛み切る時のブチッとした歯ごたえがたまらん。


ドミグラスソースはサラサラ系で味もあっさり系。


ハムカツは全部で4切れ。


2切れまでは余裕だったが、3切れめでお腹も一杯になってくる。


4切れめはズボンのベルトを緩めながらの格闘だ。


何とか完食して静かに手を合わせる。


いつも美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 
・レストランばーぐ
・神奈川県横浜市鶴見区豊岡町1-17