例年なら残暑やゲリラ豪雨などで過ごしにくい時期だが、今年はお盆からこちらいい具合に秋に向かって進んでいるような気がする。
先週はプチダイエットに蕎麦中心のランチにすると宣言はしたものの、蕎麦を食べたのは1日だけ。
当然体重も変わらないので、今週はまじめに取り組むつもり。
浅草雷門通りの尾張屋本店さん。
明治3年創業の老舗で雷門の近くには支店もある。
入口は正面、右の引き戸は出口と分れているで間違えないよう気を付けましょう(笑)
この店の大ファンだったのが永井荷風。
尾張屋とアリゾナキッチンで、荷風が最後に倒れたのはウチだ!とお互いに主張し合っている(笑)
荷風も変わりものだが、浅草の飲食店の主人もほとんどが変人なので大した違いはないかな?
その荷風が毎日通いつめて食べていたのが、かしわ南ばん。
毎日同じものばかり食べてよく飽きないね(笑)
でも、荷風は池波センセーのような食通ではないから、よほどかしわ南ばんと相性が良かったんだろう。
●かしわ南ばん(1,000円)
湯気に包まれるアツアツの蕎麦の上にはかしわと葱。
つゆの上には鶏の脂がきらきら輝いて浮かんでいる。
現代的なデザインの丼の柄もよござんすね。
それではいただきます
やげんぼりは3杯ほど振りかける。
柔らかいムネ肉とシャキシャキ感の残る葱。
明治3年から続く正統派の蕎麦は何度食べても飽きる事がない。
首を痛めていたオバちゃんも元気になったみたいでなにより。
荷風の事は何だかんだと言っても、弁天と尾張屋は私も一番多く通っているんだよね(笑)
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】 ★
・尾張屋本店
・東京都台東区浅草1-7-1
・http://r.gnavi.co.jp/g615000/
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